みつぎ ちょう
御調町原爆慰霊碑
  尾道市御調町の尾道市御調支所前に建立されている「御調町原爆慰霊碑」です。
※建立された1986年当時は、御調郡御調町(町役場前)でした。
平和の誓い
  昭和20(1945)年8月6日広島に8月9日長崎に原子爆弾が投下され一瞬にして焦熱地獄と化し30数万人の死傷者を出したのでありました この原爆によって死没し犠牲となられた我が御調町内の方々の霊を慰めると共に核戦争に勝利はないという人類死滅の恐ろしさを悟り私達は再び繰り返してはならない悲惨な被爆の試練を風化させることなく核兵器の廃絶を期し世界平和の尊さを誓い慰霊に誠を捧げ御調町の協力を得てここに石碑を建立するものであります         
昭和六十一(1986)年十二月 御調町原爆被爆者協議会
※2005(平成17)年3月28日御調郡御調町は尾道市と合併、尾道市御調町となりました
原爆死没者は被爆当日8名、1ヶ月以内に亡くなった7名の方々を含め碑建立時(昭和61年)73名が記載されていて毎年過去帳に追加されているそうです。
8月9日旧・今津野村、旧・河内村、旧・市村など当時の七ヶ村(現・御調町に含まれる)では三原警察署の命令で消防団を結成8月7日〜8月9日広島市内の救護活動(死体処理が主だった)を野営しながら任務にあたったそうです。
『2013年尾道市御調町の原爆被害者協議会は、約30人が尾道市御調支所の慰霊碑前で追悼法要。約30分間、核兵器廃絶を訴える座り込みもした。』そうです。
『2014年尾道市御調町の御調文化会館であった御調町原爆被害者協議会の式典には30人が参列。溝上泰会長(82)が新たに亡くなった会員4人の名前を読み上げ、「世代を超えて平和の大切さを継承しなくては」と訴えた。』そうです。
『2015年尾道市御調町の原爆被害者協議会は、御調文化会で追悼法要をした。この一年で新たに亡くなった被爆者6人の名前が読み上げられ、参列した約50人が焼香して冥福を祈った。』そうです。
資料を見てこの慰霊碑を知りましたので2005年訪ね撮影してこの頁を編集しました。
05.04.01更新    05.02.10裕編集

05.01.15.撮影
広島県御調郡御調町市245 御調町役場前(撮影当時)

05.01.15.撮影

05.01.15.撮影



「原爆関連慰霊碑等巡り」編
「平和祈念碑等建立地一覧」編
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