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中区基町の(現在の)こども文化科学館裏手本川側に建立されている山本常一作品「平和の鳩』です。 |
1953(昭和28)年12月現在地に広島市児童図書館(建物、丹下健三設計)が落成、1954(昭和24)年4月開館したそうですが、老朽化などで1978(昭和53)年7月閉館。
その児童図書館の「平和の鳩」として建立されたようです。
広島市児童図書館は、(現在の)広島市こども文化科学館として1980(昭和55)年5月開館するにあたって、現在の館裏側に設置されたのでしょう。 |
建立日: |
昭和33(1958)年 |
像作者: |
山本常一(やまもとじょういち:1910 - 1994;新制作協会員) |
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資料で「平和の鳩」がこども文化科学館の根際に建立されている事を知っていましたので撮影に行ったのです。
この像建立の説明版があるかと思ったのですが何もなかったので詳細は現在のわたしには不明です。 |
鳩が平和の象徴と言われる由縁は? |
事典を紐解けば『ノアの洪水の時、ハトがオリーブの葉をくわえてきたと伝承があり、キリストは「ハトのごとく柔和なれ」と遺訓したそうでそれらのことから「平和の象徴」とされた』と読み取れるのです。
また、鳩は完全一夫(雄)一婦(雌)制で浮気をしないとかで子育ても夫婦で協力して行いうその習性から「平和な鳥」といわれるということだそうです。 |
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しかし、現在糞公害から餌をやらないようとなっている平和記念公園(広島全体でも?)では迷惑鳥獣になっています。ハトがクゥクゥと啼くことから鳩という字になったと聞いたことがありますが、事典にはハトを漢字で書けば鳩(野バト)と鴿(家バト)があることをはじめて知りました。 |
2005年撮影してこの頁を編集しました。2013年撮影しこの頁を再編集しました。 |
被爆70年の2015年この平和の鳩・像を撮影していました。2018年のいまになりましたが画像を追加しました。 |
18.03.20.更新 13.08.19.再編集 05.03.18裕・編集 |