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中区基町の“こども文化科学館”前広場に建立されている「躍動」です。
※像の作者は、清水多嘉示です。 |
躍動 清水多嘉示:作 |
この像の、上に伸ばされた手は、より高き飛翔を、水平に伸ばされた手は、より強き連帯を意味しています。
広島市が戦禍の中から立ちあがり、今日の平和と繁栄を築きあげられたのは、ひとえに市民の皆さんが、高い理想に燃え、強い連帯のもとに、たゆまぬ努力をされたからに他なりません。
この像は、その象徴であり、将来への限りなき飛躍と発展とを希求する真摯な祈りを表現したものです。 |
昭和57(1982)年2月 贈・広島太田川ライオンズクラブチャーターナイト5周年記念 |
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清水多嘉示 (しみず たかし:1897-1981) |
彫刻家。長野県諏訪郡原村出身。1923(大正12)年絵画を学ぶため渡仏、ロダン(1840-1917)の弟子・ブールデル(1861-1929)の作品と出会い以後彫刻家を志す。
1953(昭和28)年日展出品作「すこやか」が日本芸術選奨文部大臣賞を受賞 。1954(昭和29)日展出品作「青年像」が日本芸術院賞を受賞。1980(昭和55)年文化功労者。 |
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2005年に撮影し、この頁を編集しましたが、その前2003年にこの像の根際に建立の「広島銅合金鋳造会・平和の鐘」を編集する時に撮影していましたので、その画像もこの頁に入れています。 |
2015年久しぶりに撮影しましたので、この頁を再編集しました。 |
15.05.17.再編集 05.04.08 裕・編集 |