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中区江波東にある丸子山不動院参道口に建立されている「紀功碑」です。 |
紀功碑 陸軍中將正四位勲一等功二級男爵眞鍋斌*篆額 |
(碑文大要) |
明治九(1876)年以輿二十餘年にわたり、沿海堤防改築工事、漁業権の調停、風俗の一變に盡力した、廣島市江波村の野間隼治、松本柳藏、木村常助三君の功績たたえる(内容のようです)。 |
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明治四十二(1909)年三月建 陸軍歩兵中佐從五位勲四等和知蓁一郎撰并書 |
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まなべたけし
真鍋斌
1851-1918 |
長州(萩)藩士真鍋安信の長男。陸軍青年学舎を卒業。
陸軍教導団出仕を経て、少尉任官。以後主に陸軍省内で、総務局武学課長、軍務局第1軍事課長、総務局人事課長など歴任。日露戦争(1904-1905)中は留守第5師団長として活躍、1905(明治38)年陸軍中将、1907(明治40)年男爵。1908(明治41)年予備役編入、(1911-1918)貴族院議員。
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2006年以来この丸子山不動院を訪ねお参りした時にみていた石碑でした。
2011年に碑文の部分を近づき撮影して、碑文を読み解こうとしましたが時間ばかりかかり、なかなか進みませんので、2014年のいまになりましたが、碑文大要ということでこの頁の一応の編集としました。
額揮毫者の真鍋斌は第五師団の留守団長だったという経歴で依頼したのでしょう。 |
14.09.20.裕・記編集 |