(尾道市)原爆死没者慰霊碑

  尾道市東尾道に、1988(昭和63)年尾道地区原爆被害者の会によって建立された「尾道地区原爆死没者慰霊碑」です。
正面: 原爆死没者慰霊碑
     
尾道市長 博田東平謹書
裏面: 昭和六十三年三月二十一日   
        尾道地区 原爆被害者の会建之
尾道地区原爆被害者の会は、1955(昭和30)年に尾道市と(当時)御調郡向島町の原爆被爆者1200名で結成されました。
その後30年間に会員の高齢化が進み会員が570名と半減し、それまでは2年に1回貸切バスで参加していた8月6日(広島の)平和記念式典に出席困難な方が増加し、尾道市内に慰霊碑建立の機運が高まりました。
こうして「原爆死没者慰霊碑建設委員会」が結成され、被害者の会会員、遺族、市民、企業の浄財で、1988(昭和63)年春分の日の翌日に建立されました。
『2012年尾道地区原爆被害者の会(岡田進会長)などが主催する慰霊式で、新たに17人を加えた計391人分の死没者名簿を納めた。』そうです。
『2013年尾道地区原爆被害者の会は、尾道市東尾道の慰霊碑前で慰霊式を開催。約100人が参列した。この1年間で亡くなった7人を加えて計398人になった死没者名簿が碑に納められた。』そうです。
『2014年尾道地区原爆被害者の会は、尾道市東尾道の協同組合ベイタウン尾道のホールで慰霊式を開き、約50人が参列。この1年で亡くなった12人を含め、会員の死没者が410人となったことが報告された。槙原弘会長(82)は「生きている限り核兵器のない恒久的な平和を願い続ける」と話した。』そうです。
『2015年尾道地区原爆被害者の会は、尾道市東尾道の慰霊碑前で慰霊式を開催。約100人が参列した。この1年間で亡くなった7人を加えて計417人になった死没者名簿が碑に納められた。』そうです。
資料では尾道地区原爆死没者慰霊碑碑が、尾道市東尾道緑地帯建立ということしかわからなかったので、JR東尾道駅前の交番で尋ねたらなんとか場所を教えてもらえると思ったのです。
若いおまわりさん(わが息子より若いと思った)番地までわかればと云われ、わからなかったのですが、本署に尋ねてみるからと、親切に対応していただき、教えて頂きました。
駅から歩いて1時間もかかりませんでした(≒2kmくらいか)が場所はすぐわかり、頭を垂れた後撮影しました。撮影が終わってみると、バス停がすぐ前にありましたので、帰りは東尾道駅までバス@170円で行きました。バスを降りて交番にお礼に行ったのですが、勤務交代があったようで、若いおまわりさんはおられませんでしたが、「場所はわかりました、ありがとうございました」と云うと勤務交代されたおまわりさんは詳しい事情は分からなかったでしょうが、「了解しました」と。
09.12.31裕・記編集

09.10.12撮影
広島県尾道市東尾道(山波東橋東詰南側緑地)

09.10.12撮影

09.10.12撮影

09.10.12撮影
原爆死没者慰霊碑建設委員 会長熊谷四郎以下42名のお名前 原爆死没者慰霊碑建立寄附者御芳名・板



「原爆関連慰霊碑等巡り」編
「平和祈念碑等建立地一覧」編



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尾道地区原爆死没者慰霊碑
JR東尾道駅
  矢形勇作:朝


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