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広島市中区大手町の大手町第一公園に建立されている「石炭関係原爆殉難者慰霊碑」です。 |
石炭統制関係会社*職員の慰霊碑です。
被爆により、社員77人の内、婦人1人をのぞき社員76名が死亡。
生き残った1人が北海道から九州まで、石炭関係者に呼びかけて
浄財を集め、建立されたそうです。 |
慰
霊
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建立日:1957(昭和32)年8月6日
建立者:全国石炭関係者 |
制作者:花見江南
碑形状:1.2mの台石蓮台の上に1.5mの石地蔵。
石は相州(相模国)・足柄山の本小松石だそうです。 |
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*小松石は、火成岩の中の安山岩です。灰色で墓石などに使用されるそうです |
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石炭統制関係会社とは、(台座に刻まれています)元日本石炭株式会社、元中国石炭配給統制株式会社、元西日本石炭輸送株式会社で、同じ建物に入っていたそうです。
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2001年撮影してこの頁を編集しました。 |
2002(平成14)年8月6日平和記念式典に参加した後、碑を撮影しようと立ち寄ったこの大手町第一公園では革労協が独自の平和集会を開いていました。
警察隊に取り囲まれているその写真は撮る雰囲気ではなかったのです。 |
2007(平成19)年8月6日平和祈念式典に参加した後、碑に頭を垂れ慰霊式の段取りでしょう並べられていた折りたたみ椅子に座って、改めてみたお地蔵様、いままでよく観ていなかったな〜と、“十字架を首から下げておられた”のです。みているとマリア様のような温和なおかををされていました。
温和なお顔を拝見している後ろでは、(マイクで呼びかける)社青同・解放派が8・6広島反戦集会を開いていました。 |
2015年久しぶりに立ち寄り撮影しました。この頁の画像を見直し再編集しました。 |
15.0307.再編集 01.10.30裕・編集 |