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中区上八丁堀の合同庁舎中庭に建立されている「国税職員原爆慰霊碑」です。 |
正面: |
和 |
裏面: |
原爆により死没した国税職員のみたま安かれと
祈りとこしえの平和を祈念してこれを建てる |
昭和40(1965)年8月6日 国税職員一同・同出身者一同 |
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1945(昭和20)年8月6日被爆当時広島財務局(現・広島国税局)は、袋町の日本銀行広島支店の3階ありました。
原爆により職員84人、広島税務署の職員41人、学徒動員により勤務していた広島女学院の生徒19人の合計144人が亡くなったそうです。
亡くなった方々の霊を弔うため、被爆20年後の1965(昭和40)年8月6日この慰霊碑が建立されました。 |
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慰霊対象者は、上記のように144柱だという資料がありますが、(他の資料)では350人合祀といっている資料もあります。その差の一つには甚大な被害を出し確認できなかった事もあるのでしょうが。 |
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資料に「日銀3階(爆心地から380m)にあった国税局では開けてあった窓から爆風で吹き飛ばされた人、出勤途上の人もあり遺骨のかけらもない人が多くあった」とあったのです。
そういえば、旧日銀を見学した時、説明板にそのような記述があったなと思ったのですが、説明板には「財務局職員」とあったのです。(わたしは)財務局と国税局の区別がわからず財務局の資料を参照して、下記に掲載しました(がそれでも理工系だったわたしはよくわかりません)。 |
2002年合同庁舎の中をこの碑を探そうとうろうろとして、ここだったのかわかり近づいた時、頭を下げる事を忘れるところでしたが、頭を垂れた後撮影し、この頁を編集しました。
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2015年久しぶりに訪ね撮影しましたので、この頁を再編集しました。 |
関連頁:旧日本銀行広島支店・内部 |
15.05.22.再編集 02.10.15裕・記編集 |