國廣石峯作:浪切不動尊

  中区大手町の龍心寺に建立されている國廣石峯作「浪切不動尊」です。
※この浪切不動尊は、原爆死没者慰霊碑の中心をなす像です。
正面: 原爆死者之霊
   廣島市長 渡邊忠男 謹書
裏面: 住職 室 龍心
施主 新長 武
    筑前博多  佛師 國廣石峯
建立:1956(昭和31)年4月28日 (建立は刻んでありませんので資料を参照しました)
2011年近くに来たので、頭を垂れようと立ち寄ったのです。
2003年撮影時像や台座をよく見ていなかったと、近づき台座裏側も拝見しました。
碑銘:原爆死者之霊を揮毫したのが第22代広島市長であったこと、この波切不動尊の作者が国広石峯ということがわかりましたので、彫刻作品としてこの頁を編集することにしました。
龍心寺は、中山身語正宗(真言宗系の一派)で1912(明治45)年2月に木原松太郎(覚恵)が立教、木原死後の1946(昭和21)年に高野山真言宗より独立、本部は佐賀県三養基郡基山町にあるそうです。
そのような縁で、佐賀県の隣・福岡県の仏師の)國廣石峯がこの波切不動尊の制作にあたったのではないのかと(わたしは)思いました。
なお、この龍心寺(大手町5)からそう遠くない大手町3に國廣秀峰作の「仲良し地蔵」があります。鎮座年代からこの波切不動尊の作者である国広石峯の息子さんではないのかと(わたしは)思いました。
 12.09.18.裕・記編集

11.08.30.撮影
広島市中区大手町5‐2‐11 龍心寺

03.02.20.撮影

11.08.30.撮影

11.08.30.撮影

11.08.30.撮影
敬称は略しました



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