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安佐南区中筋・東原と西原を結び古川に架かる「昭和橋」です。 |
現在アストラムラインを挟んで東西に2本の橋があり2本の橋全体で昭和橋と呼んでいます。1つの橋脚がある2径間で、連続鈑桁橋。
(東側橋)橋長:85.4m(42.2+42.2)と(西側橋)85.0m(42.2+42.2)の橋からなっています。
1985(昭和60)年2月竣工の西側橋で上下線をになっていましたが、東側橋が1990(平成2)年竣工したことで、それぞれが上下線を受け持つ現在の形態になっています。 |
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東側橋桁に取り付けてある竣工板で、1990(平成2)年10月中国地方建設局が1980年道示(基準の)一等橋として架橋、橋の製作は川鉄鉄構工業株式会社が請負った事がわかりました。 |
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古川は、太田川水系の支流で1級河川です。
安佐南区の高瀬大橋(八木2丁目)北詰から太田川と分岐して、祇園町西原地区で本流(太田川)と合流します。流長7.2km。1930(昭和5)年5月河川法の施行を受けています。途中で東流する安川と合流します。
1607(慶長12)年太田川は(洪水で)流路が変更、当流路から高宮郡中筋古市・東野両忖と小田・矢口両忖の間を割る新川が誕生しました。それ以来旧流路として現名称・古川が誕生しました。 |
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太田川水系の天満川には昭和大橋があります。 |
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この昭和橋は、祇園新道(旧54号線)にあり、山陽自動車道・広島ICがこの先(北側)にありますので、車では何度となく渡ったことはありますが、撮影するためではありましたが、徒歩で渡ったのは今回がはじめてのわたしでした。
2005年に太田川にかかる祇園新橋を編集した時、上下線が別々に施工された事を知りましたので、この昭和橋も同じ方式で施工されたのだろうと思いました。橋桁に取り付けられた竣工板は東側橋しか見なかったのですが、西側橋には手摺に完成板が付いていましたので、施工時期が違うことが確認できました。 |
13.01.26..裕・記編集 |