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安佐南区古市1丁目と中筋1丁目を結び古川に架かる「三川橋」です。 |
1つの橋脚がある2径間で、橋長70m(34.6+34.6)、連続鈑桁橋です。
TC(トラッククレーン)ベントという架設工法で施工されたと聞く橋で、完成は1995(平成7)年9月です。 |
1885(明治18)年ごろここに木橋がかけられるまでは、渡し場があったと聞きます。
四国五郎(1924-2014)さんが1992(平成4)年初夏に(当時は沈下橋であった)三川橋を描いた絵が陶板画になって親柱にはめ込まれて昔の三川橋の姿を残しています。 |
(ちんかばし)
(ちんかきょう)
沈下橋: |
川の水面に近くかけられ、増水時には水中に沈む橋。
流木などが引っかかるのを防ぐため、欄干はない。
高知県・徳島県・大分県に多い。潜水橋。潜り橋。 |
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古川は、太田川水系の支流で1級河川です。
安佐南区の高瀬大橋(八木2丁目)北詰から太田川と分岐して、祇園町西原地区で本流(太田川)と合流します。流長7.2km。1930(昭和5)年5月河川法の施行を受けています。途中で東流する安川と合流します。
1607(慶長12)年太田川は(洪水で)流路が変更、当流路から高宮郡中筋古市・東野両忖と小田・矢口両忖の間を割る新川(現・太田川)が誕生しました。それ以来旧流路として現名称・古川が誕生しました。 |
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安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:古市ルート」にこの三川橋の欄干に昔の三川橋(沈下橋)の絵が陶板画として嵌めこまれていると紹介がありましたので、2012年になりましたが下流側の松原橋を撮影した後、立ち寄って撮影しました。 |
14.04.03更新 13.01.28.裕・記編集 |