|
中区大手町(万代橋東詰・北側)元安川河畔に設置されている「万代橋・原爆被災説明板」です。 |
万代橋(爆心地から約880メートル) |
原爆の強烈な熱線をさえぎった欄干は、その形を影として残しました。
アスファルトの上には、欄干の柱と一番下の鉄棒の影がはっきりと映っていました。影の位置と形から爆発の方向を知ることができました。この橋の上には、その時、歩いていた人の影や荷車、リヤカーの影も残っていました。
写真説明:欄干の影が焼け残った万代橋 米軍撮影 |
|
 |
|
* |
原爆被災説明板で解かるように欄干が吹抜けに成っていた事で一部破損もあったが倒壊しなかったそうで、原爆の熱線による欄干の柱の影と横桟の影で原爆爆発点がこの橋から≒880mで上空580〜600mと推定される根拠の一つになっています。 |
|
広島原爆戦災誌によると
『橋床上に5人の通行者の影が残っていた。被爆直後は火が出て渡れない時もあったが損傷は少なく通行できた。・・・・』そうです。
|
* |
被爆した萬代橋は、1981(昭和56)年に現在の万代橋に架けかえられました。 |
|
2004年撮影してこの頁を編集しました。 |
2015年(被爆70年)久しぶりに「被爆市長公舎跡」を訪ねた後、この原爆被災説明板の頁も更新しようと撮影しましたので、掲載画像も見直し、この頁を再編集しました。 |
16.02.27.再編集 07.06.10更新 04.01.27.裕・編集 |