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広島市は、平和大通り新世紀リニューアル事業基本計画の中で平和大橋などの架替を計画していましたが、架替えが財政難などで頓挫し現橋の延命工事でしのごうと変更したそうです。
平和大橋は、「震災時落橋の危険が高い」と判定されているので、
2008年に落橋防止工事が工事が完了したようでした。
2010年に橋脚、橋桁等の補修工事(クラック処理、断面修復、表面保護、橋梁塗装工事など)が施されたようでした。
今(2013)年になって橋梁補修工事(下段画像)の工事看板を見ましたので、撮影していました。 |
工事名 平和大橋下部工補修工事(その4)
工事費 7,840万円
発注者 広島市中区役所建設部地域整備課
施工者 後藤建設株式会社 |
工期 平成24年11月6日〜平成25年3月31日
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平和大橋は、1950(昭和25)年11月起工した橋ですので、1956(昭和31)年制定された「鋼道路橋設計示方書」で定める活荷重ではなく戦前のものが適用されたのではと(わたしは)思いました。
また、1993(平成5)年車両制限令が改訂されたことなどで、現在の平和大橋は活荷重に対する対策が必要となり、今回の工事になったのではと思いました。
平和大橋には橋脚が3つありますので、今回と同様な補修工事があと2回必要なのだと思いました。
つまり、約8千万円/基×3基≒2億4千万円が下部工補修工事に必要になるということでしょうが、残り2基を同時施工すると経費などが削減できることでもう少し割安にはなるのでしょうが、大借金財政の広島市としコスト削減を考える必要があるとわたしは思います。 |
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画像撮影 |
2012年12月渡ったときはまだ工事は始まっていないようでした。
今(2013)年1月東側橋脚周りにシートパイル(鋼矢板)の打込み作業がはじまっていました。
3月みたとき、橋脚周りをシートパイルで囲い橋脚の基礎部分がみえました。
(工期は3月31日までのようでしたが)4月に入ってもまだ工事が終わっていないようでした。
5月みたときは本工事は終わったようでしたが、仮設のシートパイルの引抜作業が残っていました。
6月みたときは工事は終わっていました。
7月みたときは干潮時で、橋脚基礎が見えましたので工事部分がみえました。
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今(2013)年1月平和大橋みたとき橋脚の補強工事が行われるのかなともいました。3月歩道部上から見たとき橋脚の基礎ベースが見えましたので基礎部分の補強がされるのだろうとわかりましたが、どういう補強なのかはわたしにはわかりませんでした。
7月みたとき干潮時でしたので基礎ベース部分が川水面より出ており、基礎ベース部分を大きくし活荷重対策としたようでした。 |
13.08.26.裕・記編集 |
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2013年7月 |

13.07.18.撮影 |
干潮時でしたので橋脚の基礎ベース部分が見えました |
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13.07.18.撮影 |
基礎ベースを大きくした部分がわかりました (手摺にクラックが入っているのが写っていました) |
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13.07.18.撮影 |
平和大橋の3基の橋脚をみました |
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2013年6月 |

10.06.17.撮影 |
平和大橋をみました 仮設も含めて工事は完了していました |
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10.06.17.撮影 |
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2013年5月 |

13.0513.撮影 |
平和大橋を西詰北側からみました シートパイル引抜作業が残っていました |
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13.0513.撮影 |

13.0513.撮影 |
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13.0513.撮影 |
平和大橋を西詰南側からみました シートパイル引抜作業が残っていました |
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2013年4月 |

13.04.08.撮影 |
平和大橋西詰南側よりみました シートパイルの外に(川汚濁防止用フェンス)オイルフェンスが設置されていました |
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13.04.08.撮影 |

13.04.08.撮影 |
切梁や足場板で橋脚の基礎部分はこの日はみることができませんでした |
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2013年3月 |

13.03.11.撮影 |
東側橋脚周りにシートパイルが施工されていました |
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13.03.11.撮影 |
橋脚基礎ベース部分がみえました |
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13.03.11.撮影 |
平和大橋西詰北側よりみました |
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2013年1月 |

13.01.21.撮影 |
広島市中区中島町と大手町地区を結ぶ平和大橋、補修工事がはじまったようでした |
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13.01.21.撮影 |
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船台に乗ったクレーン と 工事看板 |
施工体系図 |
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