(平和大橋下部工補修工事)警戒船

  中区大手町地区と中島町を結ぶ平和大橋補修工事で元安川でみた「(工事)警戒船」を取り上げました。
海上保安庁の資料をみると「海上における工事作業等の警戒船の配備等に関する指針」というものがあります。
この指針の1.目的を
「この指針は、海上における工事作業等の警戒船の配備等に関し、必要な事項を定めることにより、適正な警戒業務の実施に資するとともに、もって工事作業等の関係船舶及び実施海域付近を航行する船舶の安全を図ることを目的とする。」と述べています。
また、警戒船の業務を5.として(下記)7つの項目を挙げています。
(1)工事作業等及び航行制限の内容に関する情報を航行船舶等へ提供すること。
(2)工事作業等の関係船舶の交通を整理すること。
(3)工事作業等の実施海域に異常接近する船舶に対し注意を喚起すること。
(4)工事作業等の実施海域内の関連施設及び工事作業等の関係船舶に異常接近する船舶の監視を行うこと。
(5)工事作業等の実施海域を示す標識その他の関連施設の異常の有無の監視を行うこと。
(6)工事作業等の実施に伴って発生した事故により船舶交通に危険が生じ、又は生ずるおそれのあるときは、
    人命の安全確保及び船舶交通の危険を防止するため必要な応急の措置を行うこと。
(7)工事作業等の実施海域を示す標識その他の関連施設の異常を発見した場合
    又は工事作業等の実施海域及び警戒を行う区域内で事故が発生した場合は、
    実施海域内の関係者にその状況を通報するとともに、警戒業務管理者
    及び警戒業務管理者の職務を補佐する警戒業務管理補助者へ報告すること。
*警戒(けいかい)≒好ましくないことや危険なことが起こりそうな際に未然に防ぐように用心すること。
工事名 平和大橋下部工補修工事(その5)
工事費 8,610万円
発注者 広島市中区役所建設部地域整備課
施工者 株式会社 河崎組
工期:平成25年11月12日 〜平成26年7月31日
今(2014)年5月平和大橋下部工補修工事の船台に作業員が乗った船が平和記念公園側の岸から向かった時に動き出した「警戒船」でしたので、工事の警戒船だなと思ったのです。
以前にもここ元安川だったか思い出せないのですが、「警戒船」と表示を掲げた船をみた事がありましたが、その時は何の警戒かがわからずシジミ漁に関するものかなと思ったりしましたが頁を編集することもなかったのです(何処かのホルダーに画像を保存していると思うのですが)。
今回は、工事に関する「警戒船」だと思ったので、帰宅後NET検索で上記の海上保安庁の資料に出合いましたのでこの頁を編集しました。
14.06.30.裕・記編集

14.05.15.撮影
広島市中区大手町地区と中島町を結ぶ平和大橋   (工事船台と作業連絡船)

14.05.15.撮影
平和大橋東側橋脚と中央橋脚の間が「航路」となっています。中央橋脚と西側橋脚を今回補修工事をしています

14.05.15.撮影
警戒船  と  川の遊覧船 遠く原爆ドームのドーム部分

14.05.15.撮影
船名は(わたしには読めなかったのです)



「乗り物」編



広島ぶらり散歩
平和大橋
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  (橋梁補修工事)警戒船
平和大橋からみた蜆漁


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