太田川放流警報設備・牛田電光表示板

  東区牛田新町の太田川緑地に設置されている「太田川放流警報設備・牛田電光表示板」です。
広島市からの避難勧告や自主避難の呼びかけなどの防災情報を伝達する手段の一つとして、太田川流域に設置されている放流警報設備を活用するそうで、ここ牛田新町の太田川緑地に電光掲示板が設置されています。
    太田川流域の放流警報設備の活用に伴う協定の締結について
1) 趣 旨   
太田川流域の住民の方々に、広島市からの避難勧告や自主避難の呼びかけなどの防災情報を伝達する手段の一つとして、太田川流域に設置されている放流警報設備を活用するため、本(広島)市と当該設備を管理する国(温井ダム管理所及び太田川河川事務所)との間で協定を締結しました。
この協定の締結により、大雨等の緊急時に、太田川流域の放流警報設備(放送スピーカー、サイレン、電光表示板)を使って、広島市からの防災情報をお伝えできるようになりました。
2) 放流警報設備の種類等
区分 放送スピーカー サイレン 電光表示板
温井ダム管理所所管 19 19 2
太田川河川事務所所管 18 14 12
3) 伝達する防災情報
@ 太田川洪水予報の発表に伴う注意喚起、自主避難の呼びかけ
A 避難勧告・指示
4) 放送等の依頼時期
原則として、本(広島)市が災害対策本部又は災害警戒本部を設置した以降とする。
5) 放送等の方法
本(広島)市災害対策(警戒)本部から、活用しようとする放流警報設備の管理者である温井ダム管理所(太田川河川事務所)に電話依頼した後、放送文をFAX送信し、当該設備の管理者が依頼内容に基づき放送等を実施する。
6) 協定締結時期:平成18(2006)年3月1日(水)
中国地方整備局太田川河川事務所の資料には次のようにも云っていました。
『防災においては、公助もさることながら自助・共助が重要であり、さらなる地域住民の防災意識の向上をはかり、防災を行政に頼るのではなく、自らで守るという姿勢、態勢を構築すること、またその意識を継続していくことが大切です。また、防災情報は、情報が来るのを待つのではなく、自ら取りに行く姿勢が必要であり、そうすることでより早く情報収集ができ、迅速に判断することができます。
特に近年では、高齢化社会も進み、災害時の要援護者も増加しており、より迅速な判断が必要となっています。』
自分の身は自分で守るという心がけに言及していました。
これは、洪水警報所の表示板だなと思っていました2010年にはじめて撮影しました。
八木用水を撮影に行った安佐南区八木町で、(温井ダム)可部第2警報所をみましたので、そういえば、牛田新町(不動院バス停の少し下流側に同じような警報設備が設置されているなと思っていたからです。広島市の資料に「太田川流域の放流警報設備の活用に伴う協定の締結について」という資料がありましたので、ここで取り上げましたが、まだまだ警報設備が設置されている事を知りました。
12.03.02裕・記編集

12.02.18撮影
広島市東区牛田新町3 太田川緑地    (向う側に)大芝水門、祇園水門がみえます

10.11.17撮影

10.11.17撮影

12.02.18撮影

12.02.18撮影



「水関連」編


「建物」編



広島ぶらり散歩へ
大芝橋
大芝水門、祇園水門
圓鍔勝三作:岩沢忠恭像
(太田川改修60 周年)記念植樹・碑
(太田川放流警報設備)牛田電光表示板
(温井ダム)可部第2警報所





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