かいたおおはし
海田大橋

  安芸郡坂町・海田町、広島市安芸区矢野町の境界付近(安芸郡坂町東部流通団地)から
       南区仁保沖町に至る(広義的には)広島湾にかかる有料道路「海田大橋」を取り上げています。
※先に架けられた広島大橋と仁保JCTで合流しています。
臨港道路海田大橋(有料・普通車@100円)は、広島湾東端、海田湾に架設された全長約2,900mの連続箱桁橋で、1990(平成2)年完成、12月6日供用を開始したと聞きます。
海田大橋の主橋梁部は、3径間連続鋼床版箱桁橋で橋長550mで最大支間長250.0m。桁下30.0mあり、5,000D/W級船舶の運航を可能にしています。、下部工はオープンケーソン基礎(吊込み工法)だそうです。
広島県道路企画課の資料によると、
『下部工は、地質条件が、(広島大橋の際と同様の)軟弱層であったため、広島大橋での施工実績により信頼性が高い「オープンケーソン一括吊り込み工法」により基礎を構築しました。
上部工は、国内最大級となるFC船2隻による大ブロック一括架設で施工されましたが、(広島大橋の架設から15年以上が経過していたので)FC船の吊能力も3,500t以上と性能が上がっており、同じ形式である海田大橋の長大化が可能となっています。
ケーソン(caisson)=潜函(せんかん)
水中あるいは軟弱な地盤や地下水などの多い所で土木工事を円滑に行うために用いる箱形か円筒形の作業室(箱)。
普通は圧縮空気を送り、中で掘削などの作業をする。
2005年撮影してこの頁を編集しました。
2006年黄金山に上った時に、広島大橋と共にこの海田大橋がよく見えましたので、撮影しました。
015年金輪島の原爆死没者慰霊碑を巡るのに連絡船から広島大橋、その向こうに海田大橋が見えました。以前にも乗船したことがあったのにぼんやりと眺めていたのでしょう。今回は船の中(西の方向)から撮影しましたので、この海田大橋が主とした画像ではありませんが追加し、この頁を更新しました。
16.10.10.更新    05.04.05裕・編集
   関連頁:海田大橋を黄金山よりみる

05.03.08撮影
広島県安芸郡坂町・海田町、広島市安芸区矢野町の境界付近から南区仁保沖町に至る有料道路。
海田大橋を≒北からみました

05.03.08撮影
手前:東洋大橋  中:(臨港道路)海田大橋  向こう:(広島呉道路)広島大橋

06.03.11撮影
くずれたS字の形をしたのが海田大橋です (手前:東洋大橋、縦方向の橋は広島大橋)

15.10.04.撮影
手前が広島大橋 向こうが海田大橋



「広島の橋」編



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