広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式にて
HIROSHIMA PEACE MEMORIAL CEREMONY
平成27年(2015年)8月6日
August 6,2015
  今(2015)年は、安保法制が衆議院を通過したばかりでの開催と、駐日米国大使キャロライン・ブーヴィエ・ケネディが出席するということで話題になった「通称平和記念式典」でした。
政府が強引に推し進めた安保法制が7月16日衆議院を通過したばかりでしたので、安倍首相のあいさつ時に、被爆者・遺族者席からその近くから複数の抗議の声が上がりました。
2002年から平和記念式典に出席している(わたしには)はじめて聞いたはっきりとした抗議の声でした。
わたしには野次(抗議す)る声を上げえる勇気がなかっただけで思いは同じでした。
安保法案は、新しくつくられる「国際平和支援法案」と、自衛隊法改正案など10の法律の改正案を一つにまとめた「平和安全法制整備法案」からなります。
•集団的自衛権を認める
•自衛隊の活動範囲や、使用できる武器を拡大する
•有事の際に自衛隊を派遣するまでの国会議論の時間を短縮する
•在外邦人救出や米艦防護を可能になる
•武器使用基準を緩和
•上官に反抗した場合の処罰規定を追加  などが盛り込まれました。
歴代内閣が否定してきた集団的自衛権の行使容認には「合憲性を基礎づけようとする論理が破綻している」と多くの憲法学者に指摘されています。
7月16日に衆議院本会議で起立採決可決。
9月19日には参議院本会議において可決成立。
今(2015)年の平和記念式典へのケネディー大使の出席は、
くる年(2016年)4月広島で行われたG7外相会議後のケリー現職国務長官の原爆死没者慰霊碑献花につながり、そして原爆を投下した国・米国の現職大統領バラク・オバマ大統領の平和公園の訪問につながる出来事だったのです。
2015年は米国政権選択の大統領選挙が行われ、オバマ大統領在任(2016年1月までですが)最後の年であったとはいえ被爆地広島には大きな出来事でした。
オバマ大統領広島訪問の序章なのだろうという報道もありましたが、そのことが実現したのです。
2015年の平和記念式典は、お袋の名も記された新たな原爆死没者名簿が納めれるということで、会場右側の被爆者・遺族席の折りたたみ椅子に座り、そこからはじめて撮影しましたが、報道カメラマンが撮影の邪魔になりましたので、来(2016)年からはもとのように会場左側に座らなければと思ったのです。
2015年は喪ったお袋への親孝行ができなかったことばかりを思い編集完とはいかず、2017年のいまになり編集を完了しました。
  17.08.12.裕・記編集

15.08.06.撮影
「2015年広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」

15.08.06.撮影
わたしは、(はじめて遺族席で参列しました)

15.08.06.撮影
「平和の鐘」が打ち鳴らされ黙祷へ

15.08.06.撮影
外国からの参列者も黙祷

15.08.06.撮影

15.08.06.撮影

15.08.06.撮影

15.08.06.撮影
(松井市長)
平和宣言
’(子ども代表)
平和への誓い
(安倍首相)
あいさつ
(湯崎知事)
あいさつ

15.08.06.撮影
式典後の献花する人たちで混雑していた原爆死没者慰霊碑前 と 半旗

15.08.06.撮影
(式典会場をみました) 

15.08.06.撮影
(式典会場を後側からみました)  
 敬称は略しています



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