2014(平成26)年 「平和への誓い」

広島ぶらり散歩「(通称)平和記念式典関連」編を編集していますので、欠番にしようとも思いましたが、広島市の資料から転記してこの頁を2015年になって編集しました。
わたしは、2002年より平和記念公園で聞いていた「平和への誓い」ですが、
2014年は、家の布団の上でTVをみて聞いていました。腰痛で(便所に行くのがやっとの状態で)平和記念公園に行くことが出来なかったからです。
15.08.08.裕・記編集
画像は撮影していませんのでありません
わたしたちは、信じることができませんでした。
69年前の8月6日、この広島に原子爆弾が落とされ、多くの尊い命が奪われたことを。
5歳だった祖父は、「地獄のような光景が今も目に焼きついている。」と語ってくれました。

広島に育つわたしたちは、広島の被害、悲しみ、そして、強さを学びました。
爆風により、多くの建物がくずれました。
家や家族を失い、ふつうの生活がなくなりました。
その中で、
水道は1日も止まることなく、市内電車は、3日後には再び走りはじめました。
広島は人々の努力によって、町も心も復興したのです。

悲しみや苦しみの中で、生きることへの希望を見つけ、生き抜いた人々に感謝します。
当たり前であることが、平和なのだと気がつきました。

ある語り部の方は言いました。
「小さなことからはじめてほしい。」

わたしたちは、もう行動をはじめています。
友達を大切にし、優しく接しています。
家族や被爆体験者から被爆の事実と平和への思いを聞いています。
平和の思いを込めて、毎年千羽鶴を折り、慰霊碑に捧げています。
平和とは何か自分で考え、友達とも意見を交流しています。
平和について考えることで、仲間とつながりました。

わたしたちは、できることからはじめる勇気をもつことができました。

Welcome to Hiroshima.
みなさんをここ広島で待っています。
平和について、これからについて
共に語り合い、話し合いましょう。
たくさんの違う考えが平和への大きな力となることを信じて。
平成26(2014)年8月6日     こども代表
広島市立牛田小学校6年 田村 怜子
広島市立尾長小学校6年 牟田 悠一郎
◇上記平和の誓いは、広島市市民局 国際平和推進部 平和推進課の資料を転記しました



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