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中区中町の白神社前の平和大通り緑地帯に展示されている藤江竜太郎作「Blue Bird Cafe」です。
※2019年2月23日から3月24日まで開催されています。 |
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藤江竜太郎(Ryutaro FUJIE) Blue Bird Cafe |
広島復興博覧会ごっこ
平和大通りが記憶する子供の純粋な笑い声を通して世の中を見つめてみた。
遊戯の中には戦争も存在するが、この世界は遊びなのだろうか。
まわりを走る車はミニカーでもラジコンでもない。
そんなことを鳩のおもちゃが語ってくれた。
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藤江竜太郎 (ふじえりゅうたろう:1978- ) |
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広島県出身。広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。
2011(平成23)年神戸ビエンナーレしつらいアート国際展準グランプリ受賞。2015(平成27)年広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科講師。
研究テーマ :“芸術と環境の関わり合いをもとに、人の暮らしの豊かさを追求する ”。“都市における河川環境の有効的活用について” |
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新聞やローカルニュースでこの平和大通り芸術展が今(2019)年も開催される事を知りました。
ここ白神社前の平和大通り緑地帯はメイン会場にあたるところに展示されている藤江作品です。 |
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作品プレートで作品名解説(上記)をみたとき、わたしは平和へのメッセージをもう少し強く発信できる作品配置があり、作品名があるのではと思ったのです。
それは、鳩と門を逆に置くことで“平和(の門)に向かって飛べ(翔べ)”というような作品名であればここ平和大通りで催されている芸術展に‘はまる’のではと思ったのです。
鳩が向いている先の方向・元安川越しの緑地帯には「平和の門」が建立されています(から)その平和の門により強いメッセージを投げかけることができるのではないかと思ったのです。それこそがここに展示されるインスタレーションアートではと思ったからなのですが。 |
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2012年藤江作品「LOVE BEAM」と名付けられたステンレス作品で軒天にハート形が写るという仕掛けがあることを知らずに撮影し頁を編集しました。後日、軒天に写るハート形を見たときの思い出から、木造作品ではあろうとも鏡が隠され、その向かう先は平和記念公園ではないのかと探したのですが(わたしの勝手な思い違いだったようでした)。
旧日銀広島支店応接室2にここの作品のミニチアを含むミニチア群と2画面の作品が展示されていました。 |
関連頁:藤江竜太郎作:LOVE BEAM |
19.0308.裕・記編集 |