(平和大通り芸術展2019)Kang Daeyoung作「貪欲に占領された空間」

  中区小町(平和大通り北側緑地帯・白神社東交差点西側)に展示されている
                                  Kang Daeyoung作「貪欲に占領された空間」です。

※2019年2月23日から3月24日まで開催されます。
カン デヨン(Kang Daeyung)    
        貪欲に占領された空間 space occupied with desire
誰もが嫌う「蚊」をなぜモチーフとして取り上げているのでしょうか。
作者のカン デヨンさんは「蚊」の造形的な美しさに気づいて魅了され、それ以来、銅線を利用して実物大きさに製作されたものから厚い鉄を曲げた作った巨大なものにいたるまで多様な大きさの蚊を制作してきました。造形的な美しさを表現しようとする反面、人間の持つ集団性や貪欲さをも投影しています。
カン デヨン(1973-    )
彫刻家。大邱カトリック大学彫刻科卒業、同大大学院修了。
大邱市を拠点にイタリア、ドイツなどでも個展を開催。
広島市は、1997(平成9)年大韓民国大邱(テグ)広域市と姉妹都市提携をしている縁で、この作者の作品展示になったのでしょう。
新聞やローカルニュースでこの平和大通り芸術展が今(2019)年も開催される事を知りました。
ここ白神社東交差点西側の平和大通り緑地帯に展示されているカン デヨン作品です。
この作品を見たとき、間寛平のギャグ「血ぃ吸うたろか」を思い浮かべたのです。そのギャグをまねて「平和吸うたろか」と題したら不真面目すぎると非難されるだろうな~と思ったりしたのですが。
作品プレートで作者がなぜ「蚊」をモチーフにしたかが書かれていました(上記)。
目が悪くなりつつあるわたしが見たところでは同じポーズをした蚊でしたが作品根際の、ベンチに座りしばらく見ながらいろいろなポーズの蚊もあればと貪欲に思ったわたしでした。
 19.03.09.裕・記編集

19.02.24.撮影
広島市中区小町(平和大通り北側緑地帯・白神社東交差点西側)   *住所表示は小町ですが中町側です

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影
わたしの文章では敬称を略しています



「平和大通り」編


「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
Kang Daeyoung作「貪欲に占領された空間」


平和大通り芸術展2019(概説)


inserted by FC2 system