山口サビエル記念聖堂

  山口市亀山町に建てられている「山口サビエル記念聖堂」です。
※現在の聖堂は、1998(平成10)年4月29日に再建されました。
山口サビエル記念聖堂は、カトリック教会広島教区に属する聖堂です。フランシスコ・ザビエルの山口での布教活動400年記念として1952(昭和27)年10月26日に落成献堂式が行われました、聖堂はサビエルと濁らないのが正式だそうです。
初代の聖堂は、ザビエルの生家で、スペインのナバラ(ナヴァラ)州パンプローナにあるザビエル城を模して建てられたものでしたが、1991(平成3)年9月5日失火により全焼しました。
現在の山口サビエル記念聖堂は、1998(平成10)年4月29日に再建されました。
基本設計はイタリア人神父:コンスタンチノ・ルッジェリと建築家:ルイジ・レオニのデザインによるもので、高さ53m(塔高さ43m)の2本の塔と、テントを模した大きな屋根が全体を覆う構造となっています。
再建当時は、カトリック教会としては独創的なデザイン故に賛否の論議があったことを(わたしも報道で少し)聞いていましたが現在、山口市役所裏の亀山の緑に溶け込み山口市の一つのシンボルとなっているように思います。
(Francisco Xavier)
ザビエル:
(1506-1552)
スペイン・ナヴァラ出身のキリスト教宣教師。聖人。イグナティウス・デ・ロヨラ(1491-1556)とともにイエズス会を設立、インド・マラッカなどで宣教。1549(天文18)年8月鹿児島に上陸、日本に初めてキリスト教を伝える。山口(1550年11月と1551年4月)・平戸などで宣教し、1551(天文20)年11月離日、中国宣教を志したが、広東港外で客死(1552年12月3日)。バスク語名シャビエル。
イエズス会: カトリック教会の修道会。
1534年宗教改革に対抗して、イグナティウス・デ・ロヨラらによって結成。同会士ザビエルは日本へ初めてキリスト教を伝えるなど、アジアや新大陸をはじめとして世界各地で布教活動を行う。耶蘇(やそ)会。
この山口サビエル聖堂は以前仕事の関係で山口に行った時に立寄ったこともありましたが、仕事の合間ということから撮影もせず急ぎ足での拝観だったのです。2007年1月3日長男が帰省し、長崎に帰る途中に山口まで連れて来てくれたので、女房と3人で拝観しましたが編集はしていなかったのです。
今(2008)年9月被爆建物であるイエズス会長束修練院を訪ねたときにこの山口サビエル聖堂も編集しなくてはと思ったのです。
08.09.27裕・記編集
   関連頁:(平戸の)聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂

07.01.03撮影
山口県山口市亀山町4-1

07.01.03撮影

07.01.03撮影
子供が両手を差し出すように天に向かって伸びることをイメージしたと聞く白亜の双塔。

07.01.03撮影

07.01.03撮影
2階聖堂内部(祭壇側)

07.01.03撮影
山口市役所から2つの塔と聖堂がわずかですがみえます



「山口ぶらり散歩」編


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山口サビエル記念聖堂
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