(第1回平和祭記念樹)クスノキ

  中区大手町の平和記念公園原爆ドーム東側緑地帯に植えられている「第1回平和祭記念樹・クスノキ」です。
※2019年から平和記念公園に寄付された樹木に広島市が「語り継ぐ平和の緑」という標識を取り付けています。このクスノキにも(説明板とは別に)取り付けられていますので、取り上げました。
第1回平和祭 記念樹 クスノキ 
被爆から2年目の昭和22(1947)年8月6日、広島市、広島商工会議所、広島観光協会の三者が発起人となって設立された「広島平和祭協会」が主催者となって、第1回平和祭が開催されました。
平和祭では濱井信三広島市長によって初めて平和宣言が発表され、寺田豊広島市議会議長によって、平和の樹として選ばれた「クスノキ」が当時の慈仙寺の鼻の平和広場(現在の平和記念公園北端の元安川右岸)に植樹されました。
記念植樹された「クスノキ」はその後平和記念公園の整備にあわせ現在地に移植されました。なお、現在は毎年8月6日に広島市主催による平和記念式典が開催されています。
広島市の木:
「原爆に生き残ったクスノキはいち早くよみがえり、市民に復興への希望と力を与えてくれた。」という事で昭和48(1973)年文化の日11月3日にクスノキが‘広島市の木’に選ばれています。
  語り継ぐ平和の緑   台帳番号A-71  国内外からの寄付樹木
樹種:クスノキ (Cinnamomum camphora)
寄付者:第一回平和祭記念 浜井信三(1905-1968)市長
寄付年:1947(昭和22)年8月6日
寄付の経緯:
被爆から2年目の昭和22(1947)年8月6日、広島市、広島商工会議所、広島観光協会の三社が発起人となって設立された「広島平和祭協会」が主催者となって、第1回平和祭が開催されました。
平和祭では、浜井広島市長によって、初めての平和宣言が発表され、寺田豊広島市議会議長によって、平和の樹として選ばれた「クスノキ」が、当時の慈仙寺の鼻の平和広場(現在の平和記念公園北端の元安川右岸)に植樹されました。
記念植樹された「クスノキ」は、その後、平和記念公園の整備に伴い現在の場所に移植されました。
原爆ドームの東側の緑地帯に植えてあり説明プレートが付いていますので、2006年に撮影していたのですが、頁にはしていませんでした。
今(2008年3月)回もう少し別角度からも撮影し編集しました。
2020年このクスノキにも「語り継ぐ平和の緑」の標識が取り付けられていることに気が付きましたので、久しぶりに撮影しました。
21.03.24.更新   08.04.15裕・記編集

06.02.16.撮影
広島市中区大手町1 平和記念公園(原爆ドーム東側)

08.03.31.撮影

08.03.31.撮影
原民喜詩碑とクスノキ クスノキの向こう側が原爆ドーム

08.03.31.撮影

20.03.30.撮影
(手前:原民喜詩碑)

20.03.30.撮影

20.03.30.撮影
クスノキの横に説明板(上記)が設置されています

20.03.30.撮影
道路側(東側)からクスノキを見ました

20.03.30.撮影
噴水の向側のクスノキを見ました  (奥の改築建物:おりづるタワー。画像右端:新設公衆便所)



「平和記念公園」編



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