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中区中島町の平和記念公園に植樹されている「ナンキンハゼ」です。
※このナンキンハゼは、広島・長崎姉妹都市縁組記念として植えられています。 |
ナンキンハゼ: |
トウダイグサ科の落葉高木。高さ10〜15m。中国原産。
樹皮は灰褐色、初めは平滑である。葉は互生し、卵状菱形で長さ4〜7cm、先は尾状にとがり、全縁、やや革質で葉脈は突出しない。
雌雄同株。6〜7月、枝先に長さ5〜15cmの総状花序をつくり、花弁のない小さな黄色花を開く。果実は扁球形のさく果で長さ約1cm、幅1.5cm、三稜があり、三室にそれぞれ種子が1個入っている。11月ころ黒褐色に熟し、三裂して種子を現す。種子は広卵形で長さ約7mm、蝋(ろう)質白色の種衣に包まれる。紅葉が美しく、暖地の街路樹、公園樹に植栽され、種子から蝋や乾性油をとる。 |
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語り継ぐ平和の緑 台帳番号F-123 国内外からの寄付樹木
樹種:樹種ナンキンハゼ (Sapium sebiferum)
寄付者:長崎市
寄付年:1975(昭和50)年7月14日 寄付の経緯
長崎市と広島市は、被爆30周年を契機に、更に友好と提携を深め、被爆都市としての使命を果たすことにより、世界の平和と人類の福祉に貢献することを誓い、昭和50(1975)年8月5日に平和文化都市として提携しました。
このナンキンハゼはそれに先立つ7月14日にアジサイ5株と共に長崎青団会から贈られたものです。 |
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長崎市の資料によると
『真夏のいきいきとした緑、秋の紅葉の美しさで有名なナンキンハゼは、日本で最初に長崎に持ち込まれたといいます。
いまでは、公園樹や街路樹として広く利用されています。1975(昭和50)年「長崎市の木」に制定されました。』とあります。
このナンキンハゼは、その年(昭和50年)7月に長崎市から贈られたナンキンハゼです。
2003年撮影してこの頁を編集しました。 |
平和記念公園の寄付樹木に、2019年新しい説明板が設置されてきました。このナンキンハゼにも設置されていましたので、2020年撮影していましたので、撮影して頁を久しぶりに更新しました。 |
21.06.03.更新 03.06.07裕・編集 |