オウシュウナラ

  中区中島町の平和記念公園に植樹されている「オウシュウナラ」です。
※1961(昭和36)年4月西ドイツ大学教授団から贈られたものです。
※2020年現在、ここで取り上げたオウシュウナラの木はありません(枯死して伐採されたのでしょう)。石碑のみがポツンと残されています。
オウシュウナラ: ブナ科ナラ属の落葉樹。 葉が紫色のものなど、いくつかの園芸品種がある。
イギリスナラ、ヨーロッパナラ。
(ナラ)
楢:
ブナ科の落葉または常緑の高木。コナラ・ミズナラ・ナラカシワ類の総称。
北海道から本州、四国、九州に生育。樺太、千島、朝鮮にも分布。
このオーシュナラは1961(昭和36)年4月西ドイツ大学教授団から贈られたものであることを、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館北側の緑地帯をぶらり散歩していたときに小さな石碑をみて知ったのです。
西独逸(ドイツ連邦共和国)は、1949年5月23日から1990年10月2日まで存在しました。
葉っぱを少々採取してスキャンしてみました、こんどはどんぐりを拾わなくてはと思っていますが。
2019年から平和記念公園に植樹されている樹木に“語り継ぐ平和の緑”という標識が取り付けられています。
このオウシュウナラは?と撮影しようとしましたが、碑の周りに樹木は無かったのです。近くを清掃していたおばちゃんにオウシュウナラが無くなっているが何時枯れて伐採されたのでしょうか記憶にないか聞いたのですが、わからないということでしたので、碑の回りがわかるように撮影しました。
小さな石碑には、(最初に撮影した2003年当時は消えかかっていた碑文でしたが)何時墨入れされたかわかりませんが、碑文ははっきり読めるようになっています。
21.02.24.更新      03.10.24裕・編集

03.07.09.撮影

06.07.15.撮影
広島市中区中島町1 平和記念公園 

03.07.09.撮影

06.07.15.撮影

20.02.24.撮影
(寄贈)石碑の回りに樹木(オウシュウナラ)は無くなっています

20.02.24.撮影
(石碑は2006年以降墨入れされたようです)



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