(番外)チリアヤメ (ハーベルチア)

  中区中島町の平和記念公園芝生広場に生えていた「チリアヤメ」を取り上げました。
*2012年芝生広場でみましたが、2013年は少しばかり丁寧にみましたが、無かったのです。
*2022年国際会議場北側の緑地帯遊歩道縁石の根際に点々と花咲いていましたので、一過性ではなくある程度定着しているように思いました。
平和記念公園広場、ことし(2012年)はクローバーが少なくなったな〜〜(駆除されたのかな)と思ってみていたら、この花が咲いていました
。野の花にも疎いわたしには名称がわかりませんでした。
帰宅後、NHK地方ニュースをみていたら、絶滅危惧種に指定されているという“エヒメアヤメ”のニュースがありました。その中でズームアップした花を紹介していました。花色は近いようでしたが花弁の数が違い、花全体の雰囲気も違っていましたが同じ科の植物かなと思いましたが、何と云う植物の花だろう思うばかりでした。
クローバーと同じようにこの広場で人為的に栽培されたものではないのでしょうが、名前がわかれば平和記念公園の草木たちに加えようと思い撮影しました。
チリアヤメ:

アヤメ科。半耐寒性小球根。 原産地は、チリ、 アルゼンチンなど。
草丈は≒10cm、花期は3月〜5月。関東以西なら地植えで越冬可能だそうです。
花期には、花径3cmほどの白くにじむような薄紫色の花を上向きに咲かせる。花は短命ですが、次々に開花します。花弁(はなびら)も萼(がく)も3枚ずつです。
線形の細い葉を伸ばす背の低い球根植物で、こぼれ種でもよくふえるそうです。

アヤメ科: [学名:Iridaceae]。単子葉植物。多年草で、ごくまれに一年草もあります。
ほとんどが地中植物で、根茎、塊茎または球茎があり、花は両性、同花被(かひ)、放射相称または左右相称、3数性です。雄しべは3本、子房は下位。雄しべ6本、子房上位を特徴とするユリ科から由来したと考えられます。
80属約1500種があり、全世界に分布しますが、半数以上は南アフリカ産です。日本にはアヤメ属7種、ヒオウギ属1種が自生しています。
NETの友に画像を見てもらうと、ありがたい事に、2人の方から、チリアヤメ (ハーベルチア)と思いますと教えていただき、喉に引っかかった骨のようだった(植物の名称ですが)骨が取れた思いでした。
NET検索するとNHK「趣味の園芸」で、画像入りでチリアヤメの紹介がありましたので、チリアヤメの資料はそれを参考にしました。
2013年芝生広場中央通路(原爆死没者への参道)付近をみましたが花は無かったので、ここで取り上げたチリアヤメは一過性の事だったのだろうと思いました。
2022年国際会議場北側の緑地帯の記念樹を久しぶりに撮影した時、遊歩道縁石根際に点々とここで取り上げたチリアヤメが花咲いていたのです。
ここでは
一過性ではなく、ある程度定着しているのではないかと思いましたが。
22.04.26.更新  12.05.14裕・記編集

12.05.10.撮影
広島市中区中島町1 平和記念公園・広場

12.05.10.撮影

12.05.10.撮影

22.04.20.撮影
広島市中区中島町1 平和記念公園・国際会議場北側緑地帯

22.04.20.撮影

22.04.20.撮影

22.04.20.撮影
国際会議場北側緑地帯



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