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中区中島町の平和記念公園に生えていた「オオバコ」を取り上げました。 |
昔は、何処でもみたように思うオオバコ、最近はみなくなったな〜と思っていたのです。
2012年6月平和記念公園をぶらり散歩した時、みましたので、撮影しました。
此処に植えられたものではなく、種がぬれると粘りが出て人の靴やズボンに付いて何処へでも運ばれるので、ここ平和記念公園にも運ばれて来たのでしょう。 |
(おおばこ)
大葉子:
(車前草) |
オオバコ科オオバコ属の多年草。道端などの踏み固められた所に生える。
葉は楕円形で長い柄があり、根際から出る。春から秋、10〜20cmの花茎を伸ばし、多数の小花を穂状につける。
漢方では種子を車前子(しゃぜんし)、花期の全草を乾燥したものを、葉を車前葉といい、薬用。
日本薬局方(薬事法第41条により定めた医薬品の規格基準書)に収録された生薬で、和漢三才図會(1712=正徳2年頃出版された日本の類書)に芸州広島産の車前子がいいとされ、消炎、利尿、止瀉作用などがあるそうです。若葉は食用。おばこ。おんばこ。かえるば。季語:秋。 |
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荷車の行くところに必ず生えているという意味で車前草という名が付いたそうです。
肥沃な土で育ったものは大葉であることから大葉子と云われます(やせた土のものはそうではない) |
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1945(昭和20)年8月6日爆心地から≒1,800mの処(第二総軍司令部の建物)で被爆したお袋が、お尻に傷ができて、うんで膿がどんどんでてきたが、薬がないのでオオバコの葉を塩でもんで貼ったという事を知りましたので、大葉子を見たら撮影しようと思っていたのですが、気が付かなかっただけでしょうが、なかなかみなかったので、いまになりましたが撮影したのでこの頁を編集しました。 |
12.06.21裕・記編集 |