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安芸郡府中町大須の麒麟麦酒広島工場に鎮座している(いた)「麒酒司稲荷社」です。
※麒麟麦酒広島工場に鎮座していましたが2010年8月末閉鎖に伴って、(近くの)キリンビールマーケティング中四国統括本部前に遷座しています。 |
麒酒司稲荷は、1938(昭和13)年3月14日に醸造が開始され、5月30日からビールの出荷がはじまった麒麟麦酒広島工場の屋敷神として祀られたものでしょう。
鳥居に刻まれた文字から、昭和十三年五月吉日建立で、麒麟麦酒株式会社(当時の)重役一同が創建者であることが判りました。 |
2008年被爆建物の事務所棟をみて、現在も広島ブルワリー工場(外から見れるので)を見ようとしたときにこの社が目に留まり近づき撮影しました、手水舎まである本格的な神社でした。鳥居には神社額付いており「麒(麟麦)酒司稲荷」ということもわかりました。
キリンビール工場が閉鎖になってから2015年までに篇座している処を何度か横目で見ていましたが、2015年(被爆70年)府中町の原爆関連の慰霊碑を撮影に来たときにこの稲荷社も撮影していました。
2018年になりましたが、遷座しているところの画像を加えこの頁を更新しました。 |
18.07.13.更新 08.10.21裕・記編集 |
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08.10.12.撮影 |
広島県安芸郡府中町大須2-1 キリンビール広島工場 |
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08.10.12.撮影 |
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08.10.12.撮影 |
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遷座後 |
15.11.28.撮影 |
広島県安芸郡府中町大須2-1-1 キリンビールマーケティング中四国統括本部 |
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15.11.28.撮影 |
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15.11.28.撮影 |
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やしきがみ
屋敷神 |
屋敷地の一隅やその隣接地にまつる神。山の神・稲荷などをまつることが多い。 |
いなりしんこう
稲荷信仰 |
稲荷神およびその眷族(けんぞく≒一族。親族)である霊狐に対する信仰。食物神・農耕神への崇敬として発祥したが、商業神・漁業神・屋敷神など多様な信仰形態をとるようになった。あらゆる願望に応ずることから、稲荷講の組織を通じて全国に信仰が普及した。 |
いなり
稲荷 |
1)五穀をつかさどる倉稲魂神(=宇迦之御魂神:うかのみたまのかみ)をまつった神社。稲荷神社。また、総本社の伏見稲荷のこと。
2)〔倉稲魂神の別名御食津神(みけつかみ)を三狐神(みけつかみ)と結びつけて。また、キツネを稲荷神の使いとする俗信と結びつけて〕キツネの異名。 |
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