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安芸高田市甲田町下小原に設置されている「JR吉田口駅」です。
1915年駅開業時は、高田郡小田村の駅でした。 |
1915(大正4)年4月28日 芸備鉄道(初代・東広島駅〜志和地駅間)の開業と同時に設置されました。
1937(昭和12)年7月1日芸備鉄道買収で国有化して、国有鉄道芸備線の駅となりました。
1987(昭和62)年4月1日国鉄分割民営化で西日本旅客鉄道の駅になりました。
1992(平成4)年11月現在の駅舎が竣工しました。 |
1889(明治22)年4月1日町村制施行時高田原村+下小原村+上小原村=高田郡小田村発足。
1956(昭和31)年4月1日甲立町+小田村=高田郡甲田町発足。
2004(平成16)年3月1日吉田町+八千代町+美土里町+高宮町+甲田町+向原町=安芸高田市発足。
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芸備線が計画された時、地形的な問題で、現在の安芸高田市市役所がある吉田町中心部を通らないルートになり、その代わりとしてここ吉田口駅が設置される事になったそうです。
そして、将来的に「広島県吉田口附近ヨリ大朝附近ニ至ル鉄道」が付設される事で吉田町に納得してもらったようです。 |
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1922(大正11)年4月11日鉄道敷設法が改正され、ここ(高田郡)吉田口駅から(山県郡)大朝町に至る68.8kmの鉄道が予定線となったそうです。(下段に概要図を付けてみました)
1923(大正12)年9月1日の関東大震災などの影響で遅れ、1927(昭和2)年2月12日にやっと鉄道敷設を目指した芸石鉄道が設立されましたが、着工されるには至らなかったそうです。 |
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芸備線は単線ですので、(上下線列車が)すれ違いをするために駅に停車するのです。
のり放題切符で広島駅から三次駅(乗換て三江線・伊賀和志駅)に行っている時、ここ吉田口駅で停まり、待ち時間があるとの車内アナウンスがありましたので、その時間を利用して吉田口駅を撮影しました。 |
13.11.07.裕・記編集 |