ひろしま美術館

  広島市中区基町に開館している「ひろしま美術館」を取り上げました。
※休館日:月曜日(祝日の時は翌平日)、特別展は期間中無休。年末年始。
※開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
ひろしま美術館によると
『1978(昭和53)年11月3日に開館しました。
この年創業100周年を迎えた広島銀行が、地域とともに歩んだ歴史の記念事業として設立したもので、1945(昭和20)年8月6日あの原爆の劫火によって幾多の尊い命が失われ、街は一瞬にして廃墟と化しました。
それから30数年、広島は平和文化都市の建設を目指して、復興の道を歩んできましたが、その道程の中で久しく求められていたのは、心の喜びとやすらぎの場でした。
ここひろしま美術館は、“愛とやすらぎのために”をテーマに、構想10数年のもと、人々の希求に応える香り高い美の殿堂として誕生したのです。
今日の広島の礎となられた原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願いがこめられています。』と云っています。
所蔵作品について
印象派を中心としたフランス近代絵画と、日本洋画や日本画などの日本近代絵画を所蔵しています。
コレクションの中から、フランス近代美術など約90点を常設展示しています。
〇ロマン派から印象派まで
ドラクロワ(仏:1798-1863)、クールベ(仏:1819-1877)、ミレー(仏:1814-1875)、コロー(仏:1796-1875)、ブーダン(仏:1824-1898)、マネ(仏:1832-1883)、モネ(仏:1840-1926)、ルノワール(仏:1841-1919)、シスレー(仏:1839-1899)、ドガ(仏:1834-1917)、ピサロ(仏:1830-1903)など
〇ポスト印象派と新印象主義
シニャック(仏・点描:1863-1935)、スーラ(仏・点描:1859-1891)、トゥールーズ=ロートレック(仏:1864-1901)、ボーシャン(仏:1873-1958)、ルソー(仏:1844-1910)、セザンヌ(仏:1839-1906)、ゴッホ(和蘭:1853-1890)、ゴーギャン(仏:1848-1903)、ルドン(仏:1840-1916)、ボナール(仏・ナビ派:1867-1947)、ヴュイヤール(仏・ナビ派:1868-1940)、ムンク(ノルウェー・:1863-1944)、シダネル(仏:1862-1939)など
〇フォーヴィスムとピカソ
デュフィ(仏・野獣派:1877-1953)、ヴラマンク(仏:1876-1958)、マルケ(仏:1875-1947)、ルオー(仏:1871-1958)、マティス(仏:1869-1954)、ピカソ(スペイン:1881-1973)、ドラン(仏:1880-1954)、ブラック(仏・キュビズム:1882-1963)、レジェ(仏:1881-1955)など
maru
〇エコール・ド・パリ
ローランサン(仏:1883-1956)、ユトリロ(仏:1883-1955)、ドンゲン(和蘭:1877-1968)、スーティン(露:1893-1943)、パスキン(ブルガリア:1885-1930)、モディリアーニ(伊:1884-1920)、シャガール(露:1887-1985)、フジタ(日:1886-1968)、キスリング(ポーランド:1891-1953)など
〇日本近代洋画
浅井忠、黒田清輝、岡田三郎助、藤島武二、青木繁、岸田劉生、梅原龍三郎、岡鹿之助、小磯良平、熊谷守一、鴨居玲、佐伯祐三など
〇日本画
竹内栖鳳、横山大観、上村松園、鏑木清方、橋本関雪、村上華岳、児玉希望、東山魁夷、平山郁夫など
建物について次のように云っています。
『「愛とやすらぎ」をテーマに掲げたひろしま美術館の本館は、原爆ドームをイメージした丸いドーム型の展示室になっています。
そして本館を取り巻く回廊は、厳島神社の回廊をイメージして造られました。
いずれも世界遺産であり、広島県を代表する建物をモティーフにしています。』
広島銀行略沿革
1878(明治11)年 広島県尾道市で第六十六国立銀行創業
1879(明治12)年 広島市で第百四十六国立銀行創業。
1897(明治30)年 第六十六国立銀行が第六十六銀行、第百四十六国立銀行が(旧)廣島と改称。
1920(大正9)年6月 第六十六銀行+(旧)廣島銀行+広島商業銀行+三次貯蓄銀行+比婆銀行+角倉銀行+双三貯蓄銀行の7行が新立合併して(旧)藝備銀行発足 (1920-45年)。
1945(昭和20)年5月 (旧)藝備銀行+呉銀行+備南銀行+三次銀行+広島合同貯蓄銀行が合併し(新)藝備銀行設立。
1945(昭和20)年8月6日 原爆被災で本店及び8店舗が全焼、職員144名が被爆死。
1950(昭和25)年8月 廣島銀行に行名変更。
舟入幸町の被爆クロマツが一般公開すると云うので、兄を誘い、旧市民球場跡地に新しくできた"ひろしまゲートパーク”で待ち合わせをしたのです。
一般公開時間には早かったので、ひろしま美術館で催されている「ピカソ青の時代を超えて」を観てみようとなり、ひろしま美術館の頁も編集していないので、編集できる画像を撮影し用と思ったのです。
目を悪くしてからは、美術館といえば暗いという考えがあるので、見学は遠のいていましたが、兄と一緒なので、暗くて足元不如意でも何とかなるかと思ってのピカソ展見学でした。
兄が館員の方に作品撮影可なのかと尋ね、撮影禁止のマークがない作品は撮影できますとの答えをもらっていたので、ロッカーに預けていたリュックからデジカメを出して撮影にすることにしました。
ピカソ展でも多くの作品はフラッシュを焚かなければ撮影可でしたので、今どきはそうなっているのかと少しばかり驚きました。
NET全盛の現代ですのでほとんどの作品はNET上で見ることができるのであろうと考え、図録を制作するわけでもないので、わたしは彫刻作品を中心に撮影しました。後日ゆっくりと頁を編集したいと思っています。
24.03.09.更新   23.04.27.裕・記編集

23.04.17.撮影
広島市中区基町3-2 中央公園内  ひろしま美術館

23.04.17.撮影
玄関出入口

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影
中庭

23.04.17.撮影
ブールデル作:果物を持つ裸婦        向側:美術館出入口

23.04.17.撮影
向側:カフェ         エミリオ・グレコ作:ラウラ

23.04.17.撮影
美術館中央ホール

23.04.17.撮影
アリスティド・マイヨール作:ヴィーナス

23.04.17.撮影
舟越保武作:りんどう     地下展示室入口

23.04.17.撮影
地下展示室     カレーの市民(第2試作)

23.04.17.撮影
地下展示室     モディリアーニ作:頭部像

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影
ブールデル作
果物を持つ裸婦
エミリオ・グレコ作
ラウラ
マイヨール作
ヴィーナス
舟越保武作
りんどう
24.02.02.編集 24.02.02.編集 24.02.03.編集 24.02.03.編集

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影
ロダン作
カレーの市民(第2試作)
モディリアーニ作
頭部像
ロダン作
頭部:バルザック記念像
ピカソ作
女性の頭(フェルナンド)

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影

23.04.17.撮影
ピカソ作(1896年)
自画像
ピカソ作(1929年)
花束を持つピエロに
扮したパウロ
ピカソ作(1957年)
ラス・メニーナス
(マルガリータ王女)
ピカソ作(1970年)
女の半身像
ピカソ作
ピカソのアトリエにて
(ジャウマ・サバルテス著)
 
カフェ:ジャルダン
(ミュージアムショップとともにこのカフェも入館券がなくても利用できます。)
ひろしま美術館はカフェについて次のように云っています。
『「ジャルダン」とはフランス語で「庭」の意味。
四季折々の自然が楽しめる美しい中庭を眺めながら、パリの街角にいるような雰囲気でくつろいで頂けるカフェです。当館収蔵作品の代表作、ゴッホ「ドービニーの庭」にもちなんで名付けられました。
アンデルセン協力のもと、サンドイッチや季節のデリプレートなどのランチメニューや、カフェメニューを取り揃えております。 中庭を眺めながら、優雅な時間をお過ごしください。』
わたしには似つかわしくないおしゃれなランチとなりました。

23.04.17.撮影
正面入口から右側に位置しています。
カフェの壁にはパリの風景写真

23.04.17.撮影
2種類の季節のサラダと3種類のパン、キッシュ(Quiche)、スープのプレートランチ。
(画像には写っていませんがアップルジュースにしました) ドリンクセット@1,650円(税込)でした。
 
附近地図                  (Mapionの地図を利用しています)
『ひろしま美術館の本館は、原爆ドームをイメージした丸いドーム型の展示室になっています。
そして本館を取り巻く回廊は、厳島神社の回廊をイメージして造られました。』
と紹介がありましたので、平面図はないかと思いましたがNET上で(わたしが)探せなかったので、地図で建物の平面概要がわかるのではと地図を利用してみました。
 



「資料館など」編



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