(新天地)紅桃花稲荷大明神

  広島市中区新天地の東新天地駐輪場上の広場に祀られている「紅桃花稲荷大明神」です。
※1)東新天地公共広場=(通称)新天地公園。 駐輪場=広島市東新天地自転車等駐車場。
※2)2022年に新しい本殿になりました。
伝承によると伏見豊川稲荷の系統で、約300年(2022年現在≒320年)前般舟寺六代知譽龍潮大僧正が般舟寺の守護神として勧請。
1920(大正9)年般舟寺十九代浄誉霊雄時代に新天地商店街の商売繁盛の守護神として旧新天地の中心に造営。三川町の「とうかさん」の従兄弟にあたるそうです。
1945(昭和20)年8月6日被爆時御神体は疎開されていたことから罹災は免れたそうです。
(みょうじん)
明神:
神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。
「名神」から転じた語という説もある。
※1) 新天地は、
1921(大正10)年商業地区の八丁堀の南側に新天地歓楽街として開発され、商業・娯楽の中心として飲食店・娯楽施設が集まっていました。
1945(昭和20)年8月6日米軍の原爆投下により壊滅的な被害を受けました。
1957(昭和32)年広島市戦災復興都市計画の土地区画整理事業で、東新天地公共広場と西新天地公共広場(現在・アリスガーデン)が整備され、同時期に中央通りが開通。
※2) 中國新聞2022(令和4)年12月の記事で次のことを知りました。
『広島市中区の新天地公園に祀られている「新天地紅桃花稲荷大明神」の祠(本殿)が建替わり、12月6日現地で約20名出席で鎮座式式典がありました。
管理していた新天地商店街協同組合が高齢化などを理由に解散するのに合わせ、傷んでい祠を新調しました。〔新天地商店街協同組合は戦後間もないころは約180人いた加入者が、最近は23人にまで減少。2022年内に活動を終える。〕
最後の仕事としての新しい祠(本殿)は高さ1.8m、幅0.8m、奥行き1.2m。費用は約400万円。
今後は、流川・薬研堀地区の多くの飲食店が加盟する広島県社交飲食生活衛生同業組合広島市支部(中区河原町)が管理する。』
1982(昭和57)年故郷広島に(わたしは)帰ってきた時は、まったく故郷の神社寺院に関心もなく過ごしていました。
2004年交流ウォークでここ紅桃花稲荷大明神を案内していただき、夜、酔っぱらった状態ではこの神社を見ていてもわかっていなかったのだろうな〜と思って、お参りしました。
その後般舟寺を訪ねお参りしました。
2005年当時本殿を正面からしか撮影していない事から2010年になりましたが別角度から撮影しました。その時、平成21(2009)年6月設置の神社由来板を知りましたが、内容的には上記で紹介したものとほぼ同じでした。
中國新聞報道で祠(本殿)が新しくなったことを知りましたので訪ねお参りしました。
この日、源光院共同墓地で妻の供養にご住職にお経をあげていただいたそのあと歩いて立ち寄ったのです。
   関連頁:般舟寺
24.03.18更新    04.06.13裕・編集
旧本殿時代

04.06.12撮影
広島市中区新天地7-3     (東新天地駐輪場上の公園にて再興されています) 

05.03.19撮影

05.03.19撮影
正一位紅桃花稲荷大明神

10.03.30撮影

10.03.30撮影
2022年建替えられた本殿

23.05.08.撮影
広島市中区新天地3-13 

23.05.08.撮影
神社額:正一位・ 稲荷大明神・紅桃花

23.05.08.撮影
(防犯カメラ 作動中)

23.05.08.撮影

23.05.08.撮影
本殿:一間社流れ造り (屋根)銅板葺き

23.05.08.撮影



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