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南区比治山公園にある「被爆クスノキ」です。
※2013年までは広島市の被爆樹木リストには記載がなかった被爆樹木です。
その後被爆樹木として認定され、リストに掲載され被爆樹木の標識が取り付けられたのでしょう。 |
被爆樹木 クスノキ
Camphor tree (Cinnamomum camhora)
広島市登録被爆樹木 E19a56-01
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爆心地から1,950m。ここで被爆しました。
幹の表面には被爆の影響が見られます。 |
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比治山公園は広いのでこの被爆クスノキの位置がわかりにくいと思い下段に地図を付けました。 |
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広電電車を利用された時は、この被爆クスノキを訪ねる前に山陽文徳殿の(弱っている)被爆ソメイヨシノに『元気でいてくれヨ』と声をかけていただければと思いますので、位置を入れています。 |
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2014年3月6日被爆樹木と認定されたことを(市平和推進課に)教えていただきました。 |
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クスノキは(特に)爆心地に向かって 傾斜(湾曲)している特徴があるそうです |
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爆心地側の幹・樹皮組織が委縮したため内側にえぐれたような湾曲を示しています。 |
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爆心地と直角方向の両側の幹・樹皮は健全な樹木と変わらない。 |
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爆心地側と反対側の幹・樹皮は肥大成長を示しています。 |
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爆心地側の幹には新たな枝の発生が少なく、爆心地反対側は枝の発生が旺盛である傾向があります。 |
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*2016年3月27日千田小学校での「被爆したフジの樹勢回復措置」の時、樹木医(堀口先生)に伺った被爆樹木の成長の特徴です。 |
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2016年になって(わたしは)広島市の被爆樹木リストが改訂され、ここで取り上げた被爆クスノキが新しく登録されていることに気が付いたのです。
広島市平和推進課に尋ね、およその場所を教えていただきましたので、撮影に行きこの頁を編集しました。 |
16.04.06.裕・記編集 |