|
中区袋町の頼山陽史跡資料館にある「被爆したクロガネモチ」です。 |
(新しい標識) 被爆樹木 クロガネモチ
A-bombed Trees Kurogane holly(Llex rotunda)
爆心地から410m
敷地内で被爆し、後に移設されました。爆風で幹が折れましたが、根元から生えた新芽が成長したものです。 |
|
|
|
被爆樹木「クロガネモチ」
爆心地から≒410m
|
この木は、古くから庭内にありましたが、1945(昭和20)年8月6日、被爆によって根株だけを残して焼けました。
しかし、5年目の1949(昭和24)年に不思議にもその株から芽を吹き、以来、成長を続け、現在、約5mの高さに茂っています。 |
|
|
|
(ひこばえ)
蘖: |
「孫(ひこ)生え」の意〕
樹木の切り株や根元から群がり生える若芽。又生え。 |
(クロガネモチ)
黒鉄黐: |
モチノキ科モチノキ属の常緑高木。
暖地の山中に生える。雌雄異株、雌株には赤い果実がたくさんつく。葉は革質で鋸歯がなく濃緑色で広楕円形。春の新芽時に昨年の葉をいっせいに落下させる。五月頃、葉腋から出た短い花柄上に淡紫色の小花を散状につけ、花後、赤熟する石果を結ぶ。 |
|
2004年8月交流ウォークで頼山陽居室を訪ねた時に被爆したクロガネモチがあることを教えていただいたのです。
この地は爆心地から≒410mということから(クロガネモチの地上部は)一度は焼けたそうです。 |
被爆樹木の頁を独立させたことから、2005年12月その根株を紹介していなかったなと撮影に出かけたのです。 |
2015年久しぶりに撮影しましたので、この頁掲載画像も見直し、この頁を再編集しました。しかし、まだ新しい白色の被爆樹木標識にはなっていませんでした。
2018年訪ねてみた時、新しい白色の被爆樹木標識が取り付けてありましたので、撮影しこの頁を更新しました。 |
18.06.28.更新 16.03.13.再編集 04.08.16裕・編集 |