(広島電鉄十日町)旧・操車塔
〔(広島電鉄)十日市信号所〕

  西区十日市町の十日市交差点西南角に建てられている「操車塔」です。
※正式名称は、「十日市信号所」だそうで、愛称は「鳥の巣」と呼ばれていたそうです。
 (広電が発行した)「路面電車で広島百見」で云う“鬼太郎の家”との愛称とは違う呼び方でした)
※2021(令和3)年9月6日解体工事がはじまる。
*2022年になりましたが、広電土橋電停江波への電車に乗換えましたので、解体後を撮影しました。
2021年9月2日中國新聞で、『中区十日市交差点の広電操車塔解体へ』という(馬場洋太記者の)記事で知りました。
係員常駐は3年余
『広電によると、正式名称は「十日市信号所」。高さは6.5mだそうです。
1952(昭和27)年2月に使用を始め、1955(昭和30)年11月にポイント制御を自動化するまでの3年余り、信号扱いの係員が交代で勤務していた。はしごで塔に上ると、中は三畳ほどの広さ。係員は電車の行き先に応じて線路のポイントを切り替えるため、手動でてこ(スイッチ)を操作していた。
1955(昭和30)年無人化後も、ポイント切替えに関わる機器が塔内に残ったため、塔は解体を免れてきた。「残してほしい」との声も広電に届いていたが、「現行の耐震基準を満たさず、地震で倒れても困る」(上田賢治・電気課長)として、機器を更新するタイミングで塔を取り壊す。解体工事は2021年9月6日に始まる。』
なぜ「鳥の巣」と呼ばれた?
『同様の操車塔は、地下街「紙屋町シャレオ」の建設工事に伴って2000(平成12)年ごろに撤去されるまで、紙屋町交差点にもあった。この塔も、十日市と同じく、「鳥の巣」の愛称で呼ばれていた。なぜ、そんな名前が付いたのか。
紙屋町の塔で勤務した広電電車企画部養成所の田辺治人さん(63)によると、係員の挙動が名前の由来だという。「高い所で右、左、前と3方向に顔を向け、絶えずキョロキョロと首を振る。それが“鳥の巣”と呼ばれるゆえんだと、先輩から聞いています」』
広島電鉄発行「路面電車で広島百見(ひゃっけん)」という小冊子を広島駅の観光案内所でもらいました。
この冊子は、鳥瞰図を使い広電沿線の広島の町の見どころをコンパクトに面白く紹介しているのです。その中に『旧操車塔』の紹介があり、『ファンの間では「鬼太郎の家」と呼ばれているとか:ポイントを切りかえていた所』とあります。
この交差点では現在、2番:広島駅-広電宮島駅、3番:広島港-広電西広島、6番:広島駅-江波、7番:広電本社前-横川駅、8番:横川駅-江波の各路線の電車を捌いています。
広島駅校内の観光案内カウンターの人に「路面電車で見れる広島の町の冊子をいただけませんか」と云いましたが、冊子の正式名を知っていないわたしに、面倒臭さそうにとぼけていようとしましたが、
上司と思われる方が「広島百見だろう」と後ろから云われましたので、いやいやだったのでしょうが、いただきました。
わたしは、今までそれとなく何度となくみていて自動化されたのがいつだったかなんてことも考えていなかったし、撮影しようとも思っていませんでしたが、紙屋町交差点の操車塔に梯子を登って入っている人をみた記憶もあるな〜とおもい、(いまは塔横の地上にコンパクトなボックス状で設置されているようです)この操車塔はそのうち解体撤去となるのだろうからと思い撮影しました。
2021年9月2日は広島赤十字病院での定期検診の日でした。(広島県は3度目のコロナ緊急事態宣言中でしたが)検診に(雨の日でした)出かけました。
検診後帰宅へは(広島駅を選択せずに)、先に来た広電日赤前電停から広電横川駅行きに乗り、電車の中からこの旧操車塔を撮影しましたので、中國新聞を参照してこの頁を更新しました。
2022年8月日赤での定期検査後、江波・舟入での撮影で土橋電停で乗換えましたので、江波への電車が来るわずかな時間でしたが電停から操車塔がなくなってしまった処を撮影しました。
 22.08.25.更新  08.12.07裕・記編集

08.11.03撮影
広島市西区十日市町1 (十日市交差点西南角)

08.11.03撮影

08.11.03撮影

08.11.03撮影
 自働ポイント切替装置?と旧操車塔 操車塔へ入る穴をみました

21.09.02.撮影
広電横川駅行き電車の中から撮影しました

21.09.02.撮影

21.09.02.撮影

21.09.02.撮影
 
操車塔が無くなった状況

22.08.23.撮影
広電江波行き電車へ乗換えの為、土橋電停から撮影しました

22.08.23.撮影



「建物など」編


「乗り物」編



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