しょうぜんぼう
正善坊

  中区寺町に建てられている「森原山正善坊」です。
正善坊は浄土真宗本願寺派のお寺です。
知新集
によると
「往古は石見国邑智郡森原に在り一乗院といい宗旨は真言宗で、小林隼之丞という人の菩提所でした。中古浄土真宗に帰入して正善坊と改号しました。明応年間(1492-1501)山県郡中山村に移り、享禄年間(1528-1532)高田郡小越村山崎へ転じ、この外にも高田郡吉田、同郡井原村にもあったと伝えられていますが詳らかではありません。」とあります。
所謂、仏護寺(現在の本願寺派広島別院)の十二坊といわれる寺々の中に属しています。
資料に、正善坊の墓石が被爆したものとして掲載がありました。
爆心地から≒1010m    被爆当時町名も寺町でした
寺町雲石街道沿いのお寺の中ですので、お寺の前を何度も通っただけでした。資料に被爆した墓石の記載がありましたので、今(2009年)回はじめてお寺、墓地の方も拝見させていただきました。
2021年コロナ禍でしたがこの寺町通りを歩いたとき、本堂へ上がる階段に手摺が取り付けられていましたので撮影していました。
22.09.20.更新   09.12.06裕・編集

09.10.03.撮影
広島市中区寺町6-2

09.10.03.撮影

09.11.26.撮影

09.10.03.撮影

09.10.03.撮影
被爆した墓石 (墓参用水の)手押しポンプ

21.04.16.撮影
手摺が設置されていました(スロープ絵の前段階?)



広島の神社寺院」編



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森原山正善坊
  (被爆した)墓石
  (境内の)手押しポンプ


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