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西区三滝山の三滝寺に建立されている「山本紀代子歌碑」です。 |
わが心つはなのわたのとぶ如く
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はなち散らさむ光のなかに |
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案内図で読み方がわかりましたが、「わが心」はわかりますが続く「つはなのわたの」がわからないのです。
吊花(つりばな)という山地に生える落葉低木があるようです。
秋に実が熟すると五つに破裂し赤い実をのぞかせるそうで、それを「つはな」といっているのかはよくわかりませんが、わたは「絮」かなと:綿の繊維のように細くふわふわした、花または種子の一部。
国語力というものを持ち合わせていないわたしをつくづく思う短歌です。 |
何度か訪ねている三滝寺です、原爆関連慰霊碑を主にみてきましたが、多くの歌碑、句碑、詩碑が建立されています。三瀧寺発行「安藝之國 三瀧寺観音参詣案内圖」を購入しそこに紹介されている文学碑を今回みていこうとしました。どうもこの歳になるまで勉強してこなかったツケというものが影を落とし、碑を拝見しても読めないのです。この案内図には、わたしが読めない短歌、俳句、詩が紹介してあるのです。 |
08.01.08裕・記編集 |