(三滝寺の)龍神堂

  西区三滝山の三瀧寺境内に建立されている「龍神堂」です。
ここ三瀧寺に、2009(平成21)年10月龍神堂が(新しく)建設されており、竣工間近のようでした。
2011年1月訪ねた時には落慶していましたので、お参りして、本堂の方に向かいました。
りゅうじん
竜神
1)竜を神格化した呼び方。雨・水などをつかさどるとされ、
  漁師は海神として信仰することが多い。
2)仏法を守護する天竜八部衆の一。
はちぶしゅう
八部衆
仏法を守護する八体一組の仏の眷属(けんぞく:≒従者)。
天・竜・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅
(きんなら)・摩ご羅伽(まごらか)。天竜八部衆。
(やしゃ)
夜叉:
顔かたちが恐ろしく、性質が猛悪なインドの鬼神。
仏教に取り入れられて仏法を守護する鬼神となり、毘沙門天の眷族とされ、八部衆の一。
(けんだつば)
乾闥婆:
仏法護持の八部衆の一。帝釈(たいしゃく)に仕え、香だけを食し、伎楽を奏する神。
法華経では観音三十三身の一つに数える。
(あしゅら)
阿修羅:
インド神話で、不思議な力を備えていた神々の称。
のちに、悪神とされて、常にインドラ神と争う悪魔・鬼神とされた。
仏教では、仏法を守護する天竜八部衆の一。修羅。
(かるら)
迦楼羅:
想像上の大鳥。翼は金色で、口から火を吐き、竜を好んで食う。天竜八部衆の一。
密教では仏法を守護し衆生を救うために梵天(ぼんてん)が化したとする。
(きんなら)
緊那羅:
人に似て人でない歌神。インド神話の神で、仏教では八部衆の一。帝釈天に仕える。
馬首人身や人首鳥身などがあり、楽器を奏する姿や歌舞する姿に表される。
(まごらか)
摩☆羅伽:
人身蛇首の神。仏教では八部衆の一。      ☆は、ゴ=目(めへん)+侯
2009年10月交流ウォーク下見で三滝寺を訪ねた時に、いままで建物等なかった所に新しいお堂が建っていました。近づいてみると、龍神堂建立地と書いた立て札があり、外構工事の職人さんが作業をしていたので年明けにでも落慶法要が催されるのかなと思いました。
2011年三滝磨崖仏三十三観音像をさがそうと訪ねた時には、既に落慶されていましたので撮影していました。2012年のいまになりましたが、この龍神堂の頁を編集しました。
龍神さまを調べているときに、天竜八部衆の一と知りましたが、その天竜八部衆自体を知りませんでしたので、辞書をひも解いてみましたが、そらんじて覚えられない歳に(わたしは)なったようです。
 12.02.10裕・記編集

09.10.24撮影
広島市西区三滝山411 (三瀧寺境内に入ってすぐ)

09.10.24撮影
  (五番観音の上に位置する)十八番観音

11.01.29撮影

11.01.29撮影
観音像が彫られた上に一番と刻まれています

11.01.29撮影

11.01.29撮影



「三瀧寺附近」編・全体



広島ぶらり散歩
三瀧寺境内参詣案内図(板)


inserted by FC2 system