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南区宇品東地区から南区丹那町を結び広島湾内に架かる「丹那橋」です。 |
昭和12(1937)年発行大廣島市街地圖をみるとこの辺りは入江になっていたようで(今は埋立てられ、わずかしか残っていませんが)丹那橋自体も短くなっています。
四国五郎さんの「広島百橋」によると丹那橋は橋長258m、幅員16m、完成昭和48(1973)年3月となっています。
また、この橋の下の入江でも海苔干し風景が見られたとあります。 |
2004年12月の交流ウォークもそろそろ終わりという穴神社から宇品線跡に行く途中、古そうな親柱を見ましたので撮影しました。橋の上流側というか北側は以前は船溜りだったのではないだろうかと思ったのですが。 |
大河で生まれた亡き親父(明治生まれ)が昔の漁師さんのことをよく話していました。
江戸時代、大河の漁師は佐伯郡地御前鰯浜より安芸郡坂村松ヶ浜に至る間の海上権を許可されており漁業が盛んであったが漁師さんは(一般的に)貧乏なものだったと。
以前はこの丹那橋から南東に≒300mほどの処に漁協があったようですがこの地に縁薄いわたしは詳しくはわかりません。
今(2008)年になって少しですがわかってきたことがありました、昭和23(1948)年ころまでは橋の東側に魚市場があり、ここから市内(旧市街地方面)へ魚の行商が行われていたそうです。 |
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08.11.08更新 05.01.01裕・記編集 |