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南区本浦町に祀られている「案内地蔵」です。 |
墓地を下って本浦特有の曲った小道の一角に安置されています。
毛利時代からあったといわれ、観音寺と火葬場への道しるべとして建てられたという話や、昔この付近に出没した「かわうそ」のいたずらを封じるために建てられたという話が伝わっています、
昔は、ここから右に行くと大河道でした。 |
仁保郷土史会・仁保公民館 |
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(かわうそ)
獺;川獺: |
イタチ科の哺乳類。頭胴長70cm、尾長50cm内外。体の背面は光沢のある褐色、腹面は淡褐色。四肢は短く、指の間に水かきがある。泳ぎはきわめて巧みで、魚・貝・カニなどを食べる。
ユーラシアに広く分布するが、数が減っている。 |
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「河童」のもとをたどればカワウソがそのモデルとも云われているようです。
釣り人が釣り糸を垂れている根際で、かわうそが釣られた魚を狙って魚篭を覗き込んだとか、子どもたちが泳ぐ後ろを、かわうそが追いかけてき競争をしたなど、各地でかわうそに関する話が残っているようです。また、かわうそは魚を獲ると、月夜の下、一箇所に集めて収穫を祝うようなことをしていたようで、その光景を人々は「獺祭(だっさい)」と呼び、親しんでいたそうです。日本人にとっては親しみのある、お馴染みの生き物だったようです。 |
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黄金山から麓に続くこの地区は入り組んだ路地が多く、地図をみるだけではどこにこの案内地蔵尊が鎮座されているかわからないだろうな〜と、この地区になじみ薄いわたしなのですが、交流ウォーク片岡会長に案内していただいたのですが、一人だとどうだろうな〜と思ったのです・・・ |
08.03.23裕・記編集 |