(草津本町)薬師如来堂 (一畑薬師如来)

  西区草津本町に建てられている「薬師如来堂」です。
※ここ薬師如来堂根際に建立されている「陰陽石」もこの頁で取り上げました。
本尊の薬師如来は、浄土宗・広島清岸寺末寺 安養山阿弥陀寺の境内堂に金毘羅神と共に安置されていた恵心僧都の作である。安養山阿弥陀寺の開基は古書によると万治元(1658)年とあり三次藩士の回向寺として建立し浜田藩がこれを受け継いだものと思われる。草津本町・浄土宗本願寺派西楽寺裏山手にある安養山阿弥陀寺古墳碑の廻りには諸屋敷役人として草津に在勤した士族に縁故多き墓石がある。
明治維新前までは本尊(聖徳太子作阿弥陀如来)の他、薬師如来や金毘羅神の信者により維持されていたが維新後は全くの廃寺となった。安養山阿弥陀寺は広島電鉄(当時:広島ガス電力)の宮島線の開通工事の為に犠牲となり、金毘羅神は氏神八幡神社に合祀され、薬師如来はここ草津本町の幸福稲荷神社の横手空地(現在地)に一堂を移され眼病の守り本尊としてこんにちに至っている。
   草津まちづくりの会
2005年交流ウォークで訪ね撮影しましたのでこの頁を編集しました。
05.03.27裕・編集

05.03.21撮影
広島市西区草津本町14‐10     薬師如来堂 (と幸福稲荷神社の神殿)

05.03.21撮影

05.03.21撮影
一畑薬師如来
(やくしにょらい)
薬師如来:
〔仏〕東方浄瑠璃世界の教主。修行者の時に十二の願を起こして、成仏したとされ、衆生(しゆじよう)の病気を治し、安楽を得させる仏。
仏教の伝来以後、治病の仏として広く信仰された。薬壺を持つ像が多いが、一定しない。両界曼荼羅(まんだら)に登場しないため、大日・釈迦など他の仏と同体とされるが、諸説ある。日光・月光(がつこう)の両菩薩を脇侍とし、十二神将を眷属(けんぞく)とする。薬師瑠璃光如来。薬師仏。大医王仏。
(草津薬師如来堂)陰陽石

05.03.21撮影

05.03.21撮影
何故ここに陰陽石がと思いました。中折れしたのでしょう補修の跡がありました



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