(草津)御幸橋

  西区草津東と草津本町を結び御幸川に架かる「御幸橋」です。
※1径間のプレテンション方式の桁橋で、1993(平成5)年4月に竣工した橋です。
プレテンション方式: コンクリート打設前、緊張装置に配置したPC鋼材に緊張力を与え、コンクリートの硬化後にPC鋼材の緊張力を解放することで、プレストレスを導入する方式。
比較的、規模が小さい橋梁に使用されます。
(prestressed)
プレストレス:
中に入れた高強度の鋼材にあらかじめ引っ張り荷重を与えてコンクリートに常に圧縮力が働くようにし、引っ張りに弱いコンクリートの性質を改良しようとするものです。
※圧縮力に強いコンクリートと引張り力に強い鉄筋を組合せたものが鉄筋コンクリート(RC)
※鉄筋コンクリートの一つで引張り力を加えた鋼材を組み合わせたものがプレストレスコンクリート(PC)
広島で御幸橋といったら、京橋川に架かり1885(明治18)年8月4日明治天皇が御巡幸になった御幸橋があまりにも有名だからです。
同(明治18)年天皇陛下がこの地も巡幸され休憩された地だったのかとわかったのでその名残かと思ったのです。
しかし、昔々朝鮮出兵の神功皇后がこの地を訪れたことから名付けられたとの伝えもあるとか?
交流ウォークに参加させていただかなければ恐らく何の気なしに渡っていただろう橋でした。
この橋北詰の「鳳輦の碑」を説明していただかなければ考える事もなかったのでしょう・・・現在の橋は当時の橋ではなく平成5(1993)年竣工の橋ではあるのですが。
05.03.30裕・記編集
関連頁 御幸橋(京橋川架橋)

05.03.21撮影
広島市西区草津東と草津本町を繋ぐ御幸川に架かる御幸橋 (南詰に草津まち交流広場が設置されています)  

05.03.21撮影
御幸橋
みゆきばし
1993(平成5)年4月 広島市
道示(1990)二等橋
置鳳輦止處 (別頁で編集しました)

05.03.21撮影
この碑は『鳳輦を置きとどめるところ』と読むそうです。
明治18年(1885)明治天皇が山口・広島・岡山を巡幸された時と、明治27(1894)年昭憲皇太后が宮島へ参拝された時、どちらの時も小泉家で休憩された此れを記念して建てられたのがこの碑だそうです。
※小泉家はこの橋の北詰に位置し、天保の頃から酒造をはじめいまも厳島神社の神酒を造っている。



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