(草津の)元郵便局

  西区草津東にいまも残る「元・郵便局」の建物です。
2007年交流ウォークの時に草津ではじめて開設された郵便局の建物だったと教えていただきましたが、詳しいことは(わたしは)わからないままだったのです。
江戸期から1889(明治22)年(の町村制発足まで)佐伯郡草津村時代、1874(明治7)年小学校立基館設立。
1881(明治14)年時の草津村は戸数869戸、人口3,568人だったそうですから郵便局の開設が求められるような状況だったのではと考える事が出来るのではないのだろうかと思いました。
小泉酒造として財をなしていた小泉家の隣にこの建物があることから、小泉家が設置した郵便局だったのでしょう。
1871(明治4)年郵便制度発足時に、三等郵便局制度に由来するのが「特定郵便局」です。
三等郵便局は、明治時代に公費で郵便局を全国に設置することが財政的に難しかった中で全国にいち早く郵便制度を浸透させるため、郵便の取扱いを地域の名士や大地主に土地と建物を無償で提供させて、事業を委託する形で設置された郵便局で、1875(明治8)年 1月郵便役所及び郵便取扱所は郵便局と呼称し、一等から五等までに区別されたそうですが、ここ草津でも、「特定郵便局」として小泉家に設置が求められたのではないのかと(わたしは)考えました。
2007年交流ウォークの時、教えていただいた草津での郵便局だった建物ですが、洋館の建物だなと撮影していただけでした。2011年になりましたが、郵便制度の事、地名辞典などをチト調べましたが、草津の郵便局に関する確かなことをわたしはわかりませんでした。しかし、建物をみながら草津地区をぶらり散歩されたらと思いましたので、この頁を編集しました。
11.10.28裕・記編集

10.06.12撮影
広島市西区草津東3-3  (小泉本店隣)

10.06.12撮影

10.06.12撮影

10.06.12撮影

07.06.06撮影



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「(西区)草津附近」編


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