(白神社前平和大通り)被爆樹木・ムクノキ

  中区小町(中町に鎮座の白神社前南側)の平和大通りにある「被爆ムクノキ」です。
※05ムクノキは、2022(令和4)年度に枯死したことが確認され、登録から抹消されました。
新しい標識 被爆樹木  ムクノキ
A-bombed Trees  Muku tree(Aphananthe aspera
                爆心地から530m
ここで被爆しました。焼け残った根元から新芽が生え、成長したものです。付近には他にも被爆樹木があります。
新しい白色被爆樹木標識は、被爆樹木の個々に番号がふられ、ここ白神社斜め前の平和大通りの被爆ムクノキは3本あり、それぞれの被爆ムクノキは「S05a6-03」「S05a6-04」「S05a6-05」の登録番号になっています。
2017年右画像のような被爆樹木標識が取り付けられています。
2021年05ムクノキが枯死しました。
03ムクノキ 04ムクノキ 05ムクノキ
(健在)  (健在)  枯死
(旧標識) 被爆樹木  ムクノキ
A-bombed tree Muku tree
このムクノキは、旧国泰寺境内の愛宕池の周囲にありましたが、1945(昭和20)年8月6日の原爆にも耐え、生き残りました。
2005年資料を見ていて被爆樹木ムクノキがあることを知ったので、交流ウォークの時にこの被爆したムクノキを撮影しました。
この時編集した「(白神社前平和大通り)被爆樹木」の頁に一緒に編集していました。
2017年新しい白色の被爆樹木標識になっていましたので撮影していました。
「(白神社前平和大通り)被爆樹木」の頁は全体がわかるように再編集し、この頁は(白神社前平和大通り)被爆樹木に掲載したムクノキを取り上げる頁として編集しました。
それまでは被爆ムクノキは2本と思っていましたので、3本あることを知りました。
新聞報道などで枯死したことを知ったので、2023年5月撮影しました。
2024年になりましたが、(03、04も撮影していましたので)この頁全体を更新しました。
 24.03.25.更新   18 02.24.裕・記編集
旧(黄色)被爆樹木標識

05.09.17.撮影
広島市中区小町3  白神社前平和大通り   〔新しい被爆樹木標識では03ムクノキ〕 

05.09.17.撮影
黄色(旧)被爆樹木標識が付いています 〔新しい白色被爆樹木標識では03ムクノキ〕 

05.11.22.撮影
(被爆樹木標識周りの幹をみました)      〔新しい被爆樹木標識では05ムクノキ〕 

05.11.22.撮影
 〔新しい被爆樹木標識では05ムクノキ〕 
(白色)新しい被爆樹木標識になりました
被爆ムクノキ03
新しい白色被爆樹木標識になり、被爆樹木の個々の番号がふられ、ここ白神社斜め前の平和大通りの被爆ムクノキは3本あり、ここで取り上げた被爆ムクノキには「S05a6-03」の登録番号になりました。
新しい白色の被爆樹木標識を撮影した2017年に続いて2023年にも撮影しました。

17.02.16.撮影
 (新しい白色の被爆樹木標識になっています)被爆ムクノキ03

17.02.16.撮影
 被爆ムクノキ03

23.05.08.撮影
 (枯死した被爆ムクノキ05を撮影に来たのですが) 健在である被爆ムクノキ03も撮影しました

23.05.08.撮影
 ≒北側から被爆ムクノキ03をみました

23.05.08.撮影
 被爆ムクノキ03の根周り部分をみました

23.05.08.撮影
 被爆樹木標識で、被爆ムクノキ03であることを再確認しました
被爆ムクノキ04
ここ白神社斜め前の平和大通りの被爆ムクノキは3本あり、ここで取り上げた被爆ムクノキには「S05a6-04」の登録番号になりました。
新しい白色の被爆樹木標識を撮影した2017年に続いて2023年にも撮影しました。

17.02.16.撮影
 (新しい白色の被爆樹木標識になっています)被爆ムクノキ04 

17.02.16.撮影
 被爆ムクノキ04

23.05.08.撮影
 (枯死した被爆ムクノキ05を撮影に来たのですが) 健在である被爆ムクノキ04も撮影しました

23.05.08.撮影
 被爆樹木標識で被爆ムクノキ04で間違いないことを確認しました

23.05.08.撮影
 被爆ムクノキ04の根周りをみました
 
被爆ムクノキ05
ここ白神社斜め前の平和大通りの被爆ムクノキは3本あり、ここで取り上げた被爆ムクノキには「S05a6-05」の登録番号になりました。
被爆ムクノキ05は、(枯死したと確認され)登録を抹消されました
2022(令和4)年5月25日広島市平和推進課の資料によると
『登録抹消までの"経緯”。"今後の対応”を次のように述べています。
1)経緯
広島市は、被爆樹木の保存・継承のため、すべての被爆樹木を対象に、樹木医によるモニタリング調査を行い、その状況に応じて措置を行っています。
このムクノキは、平成29(2017)年度の調査で、樹勢が著しく悪いことが判明したため、幹の切断や養生などを行い、樹勢回復を試みたが、令和3(2021)年度調査において「枯死」を確認しました。
2)今後の対応
ア)枯死したムクノキに対する措置
当該樹木のある区域が市の史跡指定を受けている為、関係課と調整後、以下の措置を行います。
・直ちに倒れることはないものの、台風等により倒木する恐れがある部分について伐採(地上約80cmで切断)。
・切り株部分は、被爆の実相を伝えていくため、被爆樹木であったことを説明するパネルを設置し現地で保存します。
イ)伐採したムクノキの活用
・伐採後、樹木が活用可能な状態であれば、被爆樹木の保存・活用を行っている民間の団体等との意見交換を行い、活用方法を検討します。』と云っています。
2023(令和5)年4月24日広島市平和推進課の資料によると
『2022(令和4)年5月に被爆樹木登録台帳から抹消した白神社前平和大通り緑地帯のムクノキについて、
2023(令和5)年3月30日に広島東南ロータリークラブから寄贈を受けた説明プレートを設置します。』と云っています。
新聞報道で、被爆ムクノキが枯死したことを知り、広島市の資料にその経過などがあったので追記しました。23.04.22追記
2023年新聞報道で伐採に至った説明板が設置されたことを知ったので、5月になりましたが撮影に来たのです。24.03.25追記

17.02.16.撮影

17.02.16.撮影
 (新しい白色の被爆樹木標識になっています)被爆ムクノキ05
樹高:3.5m 幹回129cm

17.02.16.撮影
 被爆ムクノキ05
枯死し、説明板が設置されたムクノキ05
        被爆樹木 A-bombed Tree  ムクノキ Muku tree(Aphananthe aspera
               〔令和4(2022)年5月登録抹消〕
爆心地から530mのこの場所には、高さ3.5m、幹回り1.3mのムクノキがありました。
令和3年度に広島市が実施した被爆樹木モニタリング(≒特定の対象や状況を一定期間観察し、その変化や状態を把握する行為)調査の結果、枯死が確認されました。
原爆の爆風や熱線に耐え、被爆後76年間「もの言わぬ証人」として被爆の実相を伝えてきた事実を後世に伝えるため。切り株を保存・展示しています。
新聞報道などで枯死したことを知ったので、2023年5月撮影しました。
2024年になりましたが、(03、04も撮影していましたので)この頁全体を更新しました。

23.05.08.撮影
 少し離れた処から切り株になっている樹木をみたので撮影しました

23.05.08.撮影
 (被爆ムクノキ05に近づくと説明板が設置されていることがわかりました)

23.05.08.撮影
切り株になった被爆ムクノキ05の説明板(説明文は上記)

23.05.08.撮影
 説明板の後側に回ってさつえいしました



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