(鷹野橋)一願地蔵 -消滅-

  中区大手町に安置されている(されていた)「(鷹野橋)一願地蔵」です。
※鷹野橋商店街に南方面(東側)からの入口附近に建立されている小さな地蔵堂(祠)。
2011年立ち寄った時に重大なことを見逃していたのです、お地蔵様がおられなかったのです。
戦後、この地に地蔵尊の祠が新本家により建立されたそうですが、のちにお地蔵様は盗まれて台座のみになっているようです。
なお、新本家は吉島の刑務所※辺りの地主だったとも聞きますが詳しくはわたしにはわかりません。
※吉島に刑務所(当時:監獄と呼ばれていました)が設置されたのは1888(明治21)年です。
2005年交流ウォークの時、一願地蔵だと教わりましたが、何処にでもあるお地蔵様かといい加減に聞いていたのです。
今(2011)年11月19日交流ウォーク(市民プラザ〜住吉神社・万象園コース)が終わって、久しぶりに鷹野橋商店街にあるモーニング発祥の喫茶店・ブラジルに立寄り、一杯いただき、一休み後出た所で、この一願地蔵の方をみたのです。どうも無くなっているようでしたので、会長と近づいてみたのです。無くなっていました。
お隣の袋の竹内の御主人に聞くと、このお地蔵様を管理されていた方(台座に名がある新本家か)が御世話できなくなり、お寺さんに来ていただき、法要をいとなまれて撤去されたと云うことでした。
やはり撤去された所も撮影しなくてはと、定期健診で日赤病院に行った帰りに立寄って撮影しました。
11.12.23更新   05.10.10裕・記編集

05.09.17撮影
広島市中区大手町5-8-3

05.09.17撮影

05.09.17撮影
一願地蔵の祠 新本家  一願地蔵(の台座)

11.11.29撮影
一願地蔵の祠が撤去されています



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