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中区大手町のタカノ鷹野橋商店街にあるモーニングサービス発祥の店「ぶらじる」です。
※店名板は「ぶらじる」とありますが、店前に出されている広告塔には「ルーエぶらじる」喫茶・食事とあります。 |
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2012年発行「元就。ひろしまテスト」などによると
『「モーニングサービス」という言葉は本来“教会の朝の礼拝”のことですが、
コーヒーとパンなどをセットにした軽食を提供するサービスを日本で最初に(1955年)始めたのが、鷹野橋商店街にある「ルーエぶらじる」です。
1956(昭和31)年撮影の木造2階建ての旧店舗の店先に「モーニングサービス」と書かれた看板が写っているのです。これが発祥の店(地)の証拠になっています。
前身の末広食堂は1946(昭和21)年に先代故・末広武次さんが広島駅前で始めた。
1952(昭和27)年に現在の鷹野橋商店街へ移転、喫茶店として再スタートしました。
当時の店名は「喫茶ブラジル」で、戦前東京に住んでいた時、通っていた銀座の老舗喫茶店の名にちなんでつけたそうです。
モーニングサービスがはじまった当時、コーヒーに加え目玉焼き(SSサイズ)をのせたトーストでした。
トーストはサンドイッチ用の薄さでしたがこれで60円。コーヒー代が50円で10円プラスの値段で、店主の「お客様に“夢の三点セットを出したい”という事から生れた。』そうです。 |
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愛知県一宮市がルーツという説もありますが、客観的な実証材料ないそうです。
モーニングサービスの名を全国区にしたのは名古屋地区での豪華なモーニングサービス(セット)であることは間違いない処でしょうが発祥の店は広島にあるのです。 |
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「ルーエぶらじる」のルーエ(Ruhe)はドイツ語で、休息、平穏という意味のようです。 |
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(わたしが)勤め人だった時代この近くに支店があったので、先輩などとコーヒーを飲み自家製のパンをおともにすることもあったのですが、この店がモーニングサービス発祥の店という事は知らなかったのです。
2005年交流ウォークで鷹野橋商店街東口の“バタバタ石”の伝承を教わった時に、この“ぶらじる”がモーニングサービス発祥の店という事も教わったのです。しかし、その後はそのモーニングを食べることもなかったので、頁編集に至らなかったのです。 |
2018年7月19日日赤での定期検診予約だったのです。
しかし7月6日西日本豪雨で安芸区わが町のJR中野東駅へはJR海田市駅からは不通でした。また、国道2号が瀬野川の洪水で堤防が崩落し交通止めとなり狭い迂回路があるものの渋滞が激しく、予約時間に間に合うようにと、朝早く女房運転の車で中区の日赤に送ってもらったのです。
定期検診がスムーズに済んだので、まだここ“ぶらじるのモーニングサービス”を食べることができる時間だったので立ち寄ってみたのです。
わたしはオーソドックスにBモーニング、女房はサンドモーニングでカツサンドが美味しかったと云っていました。 |
18.07.22.裕・記編集 |