法雲寺
  南区宇品御幸に建てられている「麟鳳山・法雲寺」です。
法雲寺は、浄土真宗本願寺派のお寺です。
1934(昭和9)年京都からここ宇品の地に移転して来ました。
1945(昭和20)年3月に防火帯を造るため、法雲寺境内の南側にも建物疎開命令が発せられ、本堂と納骨堂は奥の方に曳き移されました。1945(昭和20)年8月6日原子爆弾の爆風で本堂の柱一本が折れ(爆心地方向が北西方向だったので)東側に傾いたそうです。
その本堂も補修されましたが、1985(昭和60)年鉄筋コンクリート造の現在の本堂になりました。
本堂が建て替えられた後も、(本堂の陰になり、倒壊をまぬた)屋根瓦は吹き飛ばされた山門が被爆建物(爆心地から≒3,660m)として残されていましたが、1995(平成7)年に解体されました。
山門は、建物疎開で解体される予定になっていたそうです。
資料をみていて、山門が被爆建物として記述がありましたので、訪ねようと思ったのですが、調べていくと既に解体された事を知り、訪ねていませんでした。2012年になりましたが宇品地区をぶらり散歩しましたので立ち寄り撮影しました。
 12.10.04.裕・記編集

12.05.17.撮影
広島市南区宇品御幸3-16-14

12.05.17.撮影

12.05.17.撮影

12.05.17.撮影

12.05.17.撮影



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