(被爆した)本川公衆便所
  中区土橋町本川沿いの緑地帯にある「本川公衆便所」です。
広島市は、2015年10月2日付けで、被爆した建物として登録したそうです。
爆心地から≒480m。   
構造:鉄筋コンクリート造、平屋、建築面積:11.57㎡。建設時期や設計者は不明。
改修で、窓や外壁のタイル、塗装は被爆時と変わっているが、壁や屋根(の躯体)は当時のままと考えられるので、広島市は、2015年10月2日付で被爆建物の登録をしたそうです。
2015年7月中國新聞報道で
『中区土橋の本川西岸緑地にある広島市の公衆トイレが被爆建物である可能性が高いことを市民有志の会が突き止めた。広島市は会の指摘を受けたので調査し登録する方向。』という記事でした。
1964(昭和39)年施行の条例に建物名が出てくる。
1989(平成元)年の改修でタイルの貼替や外壁塗装替をした。窓の建具なども新装したそうです。
2015年2月公衆便所下の河原で220mm×60mmのタイルを発見しておりタイルの釉が一方向に溶けて垂れている跡を確認したことで、原爆の熱線で溶けた可能性があるそうです。
2015年新聞報道で、被爆建物の可能性が高いとわかったことを知りましたので、平和記念公園を訪ねたときに撮影していました。
2015年(被爆70年)は原爆関連の慰霊碑を中心に頁を更新してたり、新しく編集したりしていました。その間この公衆便所が被爆建物に登録されたことも知りました。
、2016年のいまになりましたがこの頁を編集しました。
16.06.08.裕・紀編集

15.07.29.撮影
広島市中区土橋町8

15.07.29.撮影
被爆した公衆便所(軀体部分)と常夜燈(被爆した基壇部分)

15.07.29.撮影
(外部仕上げ腰壁タイル、上部・塗装仕上げとも戦後施されたものだそうです)

15.07.29.撮影
(便所内部の仕上げ壁タイル、窓枠など被爆した残り香はありません)

15.07.29.撮影

15.07.29.撮影
本川浜恵美須神社  雁木  (樹木に隠れ気味ですが)常夜灯 「本川公衆便所」



「被爆した建物・構築物」編


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本川公衆便所


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