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中区国泰寺町の広島市役所庁舎南面に試みられた“あさがお”による「緑のカーテン2012年」です。
*2011年4月誕生した松井新市長、秋葉旧市長の施策だったからでしょう、この年で廃止してしまいました。 |
2008(平成20)年広島市役所一部の階で行った「壁面緑化」で、壁面緑化の有無による屋外での日中(8時〜17時)の気温差は、平均で0.7℃、最大で3.0℃の効果があったということで、2009年は広島市役所南面全体を「緑のカーテン(壁面緑化)」を実施することになったようで、それ以後続いて実施されています。
秋葉忠利前市長時代(在任:1999年2月23日〜2011年4月7日)の2009年、2010年、2011年には、費用対効果の検証はなくても、市長の鶴の一声?で広島市役所壁面緑化を実施することになったのでしょう。
松井一実現市長(在任:2011年4月10日〜 )になっている2012年は中止かなとも思ったのですがこの壁面緑化に関しては継続ということにしたのでしょうネ、今(2012)年も壁面緑化を実施しています。 |
敬称は略しました |
広島市役所本庁舎の壁面緑化の(2012年度)実施について (広島市の公開資料を参照しました) |
目的 |
広島市役所本庁舎で壁面緑化を実施することにより、ヒートアイランド対策や地球温暖化対策、緑化に対する市民の意識啓発を図り、壁面緑化を民間施設へ普及させることを目的としています。 |
概要 |
5階、7階、9階、11階、13階 |
宿根性アサガオ。 |
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生育期間 |
4月中旬〜10月上旬 |
効果 |
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まとめ |
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(広島市民が)市役所の外壁面をみて、緑のカーテンに興味を持ち、エコロジーに繋がること考え、自宅で緑のカーテンを試してみようといういわゆる啓蒙(≒合理的な考え方をするように教え導くこと)的な事としては確かに効果があったのではと(わたしも)思うのですが、ゴーヤ(現在は中止しています)、宿根アサガオという緑のカーテン定番の植物を毎年選んでいるという事をみるにつけ工夫がないな〜とわたしは思うのです。
費用対効果がないことがわかってきているのですから、ゴーヤ、宿根アサガオという定番を打破し、こういう植物の選択もあるのではと示すのが、広島市がやっている意義が生れてくるのではと思うからなのですが。 |
10月になって撤去され、この本庁舎壁面緑化の実施結果というものが公開されるでしょうから、その結果はいずれ追記しようと思っていますが、2012年途中経過ということで頁を編集しました。
10月22日みた時には既に撤去されていました。市役所の資料にはまだ効果、まとめはありませんでしたので、終了した画像だけを追加しました。 |
12.11.26更新 12.10.03.裕・編集 |