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中区東千田町の千田小学校に建立されている鈴木政夫作「月下を行く・像」です。 |
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「月下を行く」 鈴木政夫(愛知県出身:1916-2002)作 |
この像は、原爆で破壊され焼きつくされた夜の広島を、肉親をさがしもとめながら淡い月光に照らしだされた廃墟の中をさまよい歩く人の姿をあらわしたものです。
今日の広島の発展は、このような苦しみをあじわった人々の努力によって築かれました。そのことに思いをよせ、感謝の気持ちをこめて、この像は作られたものです。 |
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千田小学校を訪ねたのは、2003年に「千田国民学校原爆犠牲教師と学童追憶之碑」に頭を垂れ撮影した時がはじめてで、次に2005年被爆した樹木を撮影するのに訪ね、その時、被爆したカイズカイブキは撮影したのですが、その木の下に設置されているこの「月下を行く」の像に注意をすることもなかったのです。
今(2009)年交流ウォークで訪ねたとき、カイズカイブキこんなに傾いていたかなと近づいてみたのです。根元に石像が設置されておりみると鈴木政夫作品のようだなと思ったのです。周りをみるとすぐ根際に説明板が付いており、この像作成の解説が書いてありました。なんと節穴の目をしているのかと思いながら撮影しました。 |
09.08.04裕・記編集 |