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佐伯区五日市町に残されている「厨子二階の民家」です。 |
旧・西国街道沿いの現在・佐伯区五日市町のこの民家を取り上げました。
同じ西国街道沿いの現在・東区尾長東町の民家とよく似た造りをしていたからです。 |
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厨子二階(つしにかい):二階の天井が低く、虫籠窓(むしこまど)をもちいる事が多いと云われています。 |
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江戸時代に、武士を上から見下ろすことになる二階建ては禁止されていたそうで、二階部分は天井が低く抑えられた建屋になったと云われているようですが。
実際には使用人の部屋として使われることが多かったようで、物置として使われることが前提となっているため、外観も物置らしく大きな窓は作られなかったから虫籠窓が付けられたようです。
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旧西国街道といっても現代建築が並んでいますが、昔は、ここで取り上げたような民家が西国街道沿いに軒を連ね町家を形成していたのだろうと思いますが。
2012年五日市でみた厨子二階の民家です。表札が上がっていましたので現在もお住まいなのでしょうが、ついついいつまでこのお家があるのだろうかと思ってしまいます。
撮影したままで、未編集でしたので、2015年のいまになりましたが、編集しました。 |
関連頁:(東区尾長東町)つし二階建の民家 |
15.05.21.裕・記編集 |