防災功労者表彰の碑

  広島市佐伯区五日市町大字上河内の河内公民館駐車場に建立されている「防災功労者表彰の碑」です。
正面:    表彰状
 河内地区自主防災会連合会殿
貴団体は長年にわたり土砂災害防止意識の醸成を図るため創意工夫に富んだ活動を継続しており住民の防災意識の普及啓発及び地域防災力の向上に貢献した功績は誠に顕著であります
よってこれを表彰します
 令和3年9月1日         (令和3年=2021年)
  内閣総理大臣 菅 義偉   (99代総理大臣:2020年9月16日~2021年10月4日)
裏面:  防災功労者表彰の碑 概要
平成11(1999)年6月29日に発生した豪雨災害を後世に伝承し、地域住民の土砂災害防止意識を醸成するため、毎年、6月末の日曜日に追悼式と防災講演会を併せて、「六・二九集会」として河内公民館にて開催している。
この災害の経験と教訓を踏まえ、災害の記憶を残すよともに、地域における防災意識の向上を図るため、マンネリ化しないように独自の新たな防災活動に取り組んだ。
例えば
江戸時代からの幾多の災害を後世に伝えるために「忘れまい大災害」の碑を建立した。
住民・学校・団体が災害体験談をDVD「六・二九大災害の記録」を制作し記憶に留めた。
河内版「避難行動タイムライン」を策定し何時・誰が・何をするかマニュアル化した。
住民の早期避難に繋がるよう、「地域防災メールの導入」・「雨量計の設置」などに取り組んだ。
このような災害防止活動に対して、
令和3(2021)年6月の「土砂災害防止月間」に土砂災害防止功労者として国土交通大臣赤羽一喜より表彰。
同年9月1日の「防災の日」には防災思想の普及啓発・防災体制の整備に尽力し労災功労者内閣総理大臣菅義偉より表彰を河内地区自主防災会連合会に授与された。
この栄誉ある表彰を記念して「防災功労者表彰の碑」を建立する。
なお、明治44(1911)年11月3日、国より河内村が模範村表彰を内務大臣従三位勲二等原敬とり授与されて以来のことである。
  令和3年12月吉日 河内地区自主防災会連合会
碑横の文: 防災功労者内閣総理大臣表彰及び土砂災害防止功労者国土交通大臣表彰の表彰状は、新型コロナウィルス禍で、湯崎広島圓知事より河内地区自主防災会連合会 会長杉田精司に授与された。
佐伯区河内公民館に建立されている「忘れまじ大災害・碑」を撮影するのが主目的でやってきたとき、公民館までもう少しという処の左手に河内公民館駐車場だと運転していた息子が云ったので、そこに駐車したのです。
その三つの石碑を順番に撮影している時、息子が菅首相の名がある記念碑が建っていると教えてくれたので、僅か一年の総理大臣だったので、早々出合える碑ではないと思ったので、撮影しました。
25.02.28.裕・記編集

24.04.14.撮影
 
広島市佐伯区五日市町大字上河内1604 JA裏側の河内公民館駐車場敷地内

24.04.14.撮影
 
(手前)「防災功労者表彰の碑」  「天工人其代之」碑      「我武維揚」碑      「荒木三郎翁頌徳碑」

24.04.14.撮影
 
河内公民館駐車場・標識  と 「防災功労者表彰の碑」

24.04.14.撮影
 
表面

24.04.14.撮影
 
裏面

24.04.14.撮影
 
三碑の裏側をみました



「天皇関連碑など」編
昭和天皇関連



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・河内公民館
 忘れまい大災害碑(1999年6月29日豪雨)
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