かなわじんじゃ
金輪神社

  南区宇品町の金輪島に鎮座している「金輪神社」です。
現在、市道などの一般道がなく、新来島宇品どっくの敷地内を通っていくことになります。
広島県神社誌に記載がありませんので、祭神はわかりませんが、
資料によっては海上交通の守り神・大物主命としているものがありました。
明治になって陸軍が管理していたでしょうから帯中津日子神、息長帯日売神、品陀和氣神を(相殿神として)祀ったのかもしれないとも思ったりしますが。
創建時期はと考えたとき、そのヒントを現在の本殿前の石燈籠(の竿の部分に)刻まれた年代に目が行きました。
大正十三(1924;甲子)年かなと最初思いましたが、文化十三(1816;丙子)と読めないかなと思ってなぞってみると”丙子”と読めましたので、寛延期から明和期にかけ商工業者が住んでいたと聞きますので、時期的には合うように思っています。
それから無人になっていて明治期になって陸軍の軍事基地になったことから再建されたのだろうと思っていますが。
2011年の時も訪ねようと思いましたが、新来島宇品どっくの中を通らなければならないので、一般人の通行は禁止と云われ、参拝を断念しました。
今回(2015年)は日曜日で、昼休みの時に工場端の道を通ることを許可してもらおうと12:10に島に着く連絡船で行き、警備室で金輪神社へ行きたい旨を話しました。工場の中を通らず、端の道を行くということで許可していただき参拝することができました。
15.10.09..裕・記編集

15.10.04.撮影
広島市南区宇品町金輪島

15.10.04.撮影

15.10.04.撮影
本殿 と 石燈籠(奉獻;火袋は時代的に新しいもののようでした)

15.10.04.撮影

15.10.04.撮影

15.10.04.撮影
本殿 燈籠:文化丙子十三(1816)年 

15.10.04.撮影

15.10.04.撮影

15.10.04.撮影
(本殿前から振り返ってみました)

15.10.04.撮影
(造船技術を示す?)鋼管製の鳥居



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